国公立大学の出願期間は、1月29日~2月6日でした。志望書類は2月6日必着という大学がほとんどなので、出願状況がほぼ出そろいました。
07年度入試は、京都大学が後期入試を実施しない(医学部を除く)ということで、例年と出願状況において差異が出るのではないかと言われていました。以下に、京都大・大阪大・神戸大・大阪市大の出願状況を挙げてみます。
数字は倍率(昨年の倍率)
文系京都大 総合人間 3.6(3.6)
教育 3.4(4.1)
文 2.8(3.0)
法 2.7(3.0)
経済 3.5(3.7)
大阪大 文 前期 3.7(3.9) 後期 8.4(7.5)
人間科学 前期 2.6(2.7) 後期 8.7(7.0)
法 前期 2.5(2.7) 後期 12.0(11.4)
経済 前期 3.2(3.3) 後期 7.7(9.6)
神戸大 文 前期 3.5(4.2) 後期 10.8(12.9)
国際文化 前期 3.2(4.1) 後期 6.1(7.8)
発達科学 前期 2.6(2.7) 後期 8.7(7.0)
法 前期 4.0(4.8) 後期 8.3(9.6)
経済 前期 2.7(4.2) 後期 19.1(20.4)
経営 前期 4.5(3.5) 後期 18.5(16.8)
大阪市大 文 前期 3.8(4.0) 後期 10.2(13.2)
商 前期 2.8(1.9) 後期 13.4(9.9)
法 前期 4.0(4.5) 後期 30.0(35.7)
経済 前期 3.4(3.7) 後期 6.0(7.5)
理系
京都大 理 前期 2.6(3.1)
工 前期 2.3(2.6)
農 前期 2.1(2.5)
医 前期 2.7(2.9) 後期 7.3(11.3)
大阪大 理 前期 2.3(2.5) 後期 10.2(7.1)
工 前期 2.1(2.4) 後期 10.0(8.2)
基礎工 前期 2.8(2.8) 後期 5.7(7.1)
薬 前期 3.0(4.3) 後期 6.5(12.7)
歯 前期 2.8(2.9) 後期 11.5(12.7)
医 前期 2.1(2.3) 後期 7.6(4.6)
神戸大 理 前期 3.0(2.9) 後期 9.0(8.3)
工 前期 2.6(3.2) 後期 10.8(10.5)
農 前期 3.5(3.8) 後期 9.0(10.1)
医 前期 3.9(3.9) 後期 13.4(13.9)
海事科学 前期 2.6(2.7) 後期 10.0(5.9)
大阪市大 理 前期 3.1(2.9) 後期 11.2(8.5)
工 前期 3.9(4.2) 後期 17.4(13.2)
医 前期 3.7(4.4) 後期 7.7(7.3)
生活科学 前期 2.7(3.9)
センター試験の平均点が昨年度より文系(-32点)・理系(-48点)となった影響か、後期試験のない京都大学の倍率が全学部で下がっています。受験生は安全志向に走ったようです。前期試験では、神大の経営、大市大の商・理・で倍率がアップしています。後期試験では、阪大は経済・基礎工以外の学部で京大の後期から流れたと読み取れます。神大は学部によって、倍率の上下にばらつきがあり、結局玉突き現象で大市大のアップが目立ちます。