7月27日から2泊3日の予定で大山へ林間学舎にまいります。中国地方の最高峰「大山」の登頂が最大の目的ですが、せっかく出かけるからにはお子さまたちに予備知識を持って臨んで欲しいと考えました。「地理」「歴史」「自然」「民俗」「文化」の5ジャンルで20分間のミニ講義を用意し、お子さまたちには事前に2講座を選んで受講してもらう「林間学舎プレ講座」を企画・実施しました。その様子をアップします。どの担当者もぎりぎりまでこだわりを持って準備したおかげで好評だったように思います。(自画自賛)
「地理」と「自然」の講義はふだんの授業と同じような感じです。黒板を使って説明しているところです。
資料として配布された手作りのプリントを見ながら、説明を聴いています。
「歴史」「民俗」「文化」の3講座はプロジェクターとスクリーンを持ち込んで、プレゼンテーション形式でおこないました。近いうちにお子さまたちにもプレゼンテーションをしてもらう予定ですので、参考にしてもらえればいいなぁと考えています。
「文化」の講座で使ったスライドの1枚です。「国引き神話」や「因幡の白兎」など、出雲地方を舞台とした日本神話を取り上げながら、出雲地方の文化について説明しました。今まで神話の世界をほとんど知らないお子さまもいて、新鮮な驚きもあったようです。
「歴史」の講座で使ったスライドの1枚です。「八岐大蛇」伝説や「天叢雲剣」を導入にして、出雲地方でおこなわれてきた蹈鞴製鉄の歴史を説明しました。今でこそ豊かな森の姿を取り戻していますが、蹈鞴がおこなわれていた当時、炭を採るために根こそぎ伐採していた時代がありました。
今回もっとも人気を集めた「民俗」の講座で使ったスライドの1枚です。蒜山高原の「すいとん」など「妖怪」を紹介しながら、人々の生活との関わりを説明しました。今回はそこまで足を伸ばしませんが、近くには「水木しげる」で有名な境港もありますので、そのキャラクターにも触れました。