中学改革について~①コンセプト
先日の理事会・評議委員会において中学改革についての承認を受け、平成20年の入試に向けて正式に動き出すことになりましたが、この概要についてこれからシリーズでお知らせしていきます。
中学改革のコンセプトは『社会で活躍するリーダーの育成』ですが、これは今回新しく打ち出したものではなく創立時より脈々と受け継がれている精神の体現です。
本校の創立の精神は
『孝道を人間の根本義と考え
社会のために尽くす精神を最も尊重し
よりよい社会国家を生み出すべく
心を素直にもち
すべてに感謝の念を捧げ
健康な体力とたくましい実践力をもつ
強い人間を創ることを念願としています』 というものです。
そして、雲雀丘学園の良さは何かということを尋ねると、誰もが「学園の持っている雰囲気や校風の良さ」をあげられると思いますが、これはどの時代にあっても変わることなく本学園に脈々と受け継がれている大きな特色です。
初代理事長である鳥井信治郎氏は「親孝行のできる人は必ず立派になれる」と説き、初代学園長の土井信男氏は「たくましい実践力、奉仕の精神、礼儀正しさ」を説いています。また、中・高等学校の校是は、〝高志・自律・努力〟です。
今、混迷する社会にあって従来以上に骨太のリーダーが求められています。社会で活躍するリーダーになるためには、創立時より本学園に受け継がれている精神をしっかりと修得し、人間力を高めると共にしっかりとした学力の向上をはかっていくことが何よりも大切であると考えています。