あすは卒業式
あすは55期生の卒業式です。高校改革後に入学してきた第1ステージの最後の生徒たちです。下の学年は中学改革後に入学してきた第2ステージの生徒たちになります。55期生の生徒たちは、6クラスと卒業した54期生より2クラス少なく、生徒数では約50名少ない学年です。しかし、いろんな意味で元気よく、積極的に様々な課題に取り組んできた学年でもあります。京都大学が未来の科学者を育成するとして行っているELCASにも取り組み、2次選考を突破する生徒を出しています。また、何と言っても、生物学オリンピックで並みいる全国の超進学校と肩を並べ、本選出場を果たした生徒も排出しています。今まで考えも及ばなかったことに取り組み、現実のものにするという成果をあげてきているのが、この学年です。彼らの頑張りにより、「本物の学び」への道を切り拓き、見事に第1ステージから第2ステージへバトンを渡してくれました。進学実績においても、生徒数が少ないことから、数の上では大きく目立ちませんが、今、分かっているところで関関同立の生徒数にたいする合格者の率は昨年を上回っていますし、同志社や関西学院では昨年を上回る合格者をだしています。国公立大学においても、同様のことが期待されています。
高大連携や大学が行う各種取り組みや本校が企画した最先端科学実験教室などに意欲的に取り組んだ学年です。あすの卒業式でも、この学年ならではの色を出してくれると楽しみにしています。天気が少し心配されますが、高校生活を締めくくる素晴らしい卒業式になることと確信しています。