職業人に学ぶ その2
ご来校いただきました講師の皆さま、本日は、「職業人に学ぶ」にご協力を賜り、誠にありがとうございました。貴重なキャリア教育の機会を生徒たちは得ることが出来、これからの進路選択に大いに刺激になりました。ご教示いただきましたことから、広い視野で社会を見つめ、また、益々勉学に励むことと思います。
本日3,4限、職業人に学ぶの様子。
後日、生徒の感想を紹介します。
ご来校いただきました講師の皆さま、本日は、「職業人に学ぶ」にご協力を賜り、誠にありがとうございました。貴重なキャリア教育の機会を生徒たちは得ることが出来、これからの進路選択に大いに刺激になりました。ご教示いただきましたことから、広い視野で社会を見つめ、また、益々勉学に励むことと思います。
本日3,4限、職業人に学ぶの様子。
後日、生徒の感想を紹介します。
ご来校いただきました講師の皆さま、本日は、「職業人に学ぶ」にご協力を賜り、誠にありがとうございました。貴重なキャリア教育の機会を生徒たちは得ることが出来、これからの進路選択に大いに刺激になりました。ご教示いただきましたことから、広い視野で社会を見つめ、また、益々勉学に励むことと思います。
本日3,4限、職業人に学ぶの様子。
後日、生徒の感想を紹介します。
高校1年生は、本日3,4限、「職業人に学ぶ」を受講しています。日頃なかなかお話をきく機会のない職業の方々が来校くださり、様々な角度で講義をしてくださっています。
弁護士
公認会計士
グラフィックデザイナー
電気通信機器会社 経営者
防衛省 自衛隊隊員
医師(整形外科)
管理栄養士
インテリアプランナー
マーケティング
生命科学系 研究員
航空関係 PL、CA
放射線技師 (神戸赤十字病院) 小川 宗久 様
(生徒の感想)
・『 放射線技師という職業の中にはいろいろな仕事があり、また、責任重大な仕事が多いと分かった。DMATなどの緊急医療は、今日、欠かすことのできず需要が多く、やりがいを感じられるとのことで、関心を持った。』(男子)
・『 私は国際的な医療活動に興味があるので、日本赤十字社の話を聞くことができてとても参考になりました。また、救命の話も分かりやすくて、好きでよく見ていたドラマと少し似たところを感じた。また、当番診療以外でも診ることができる輪番制度はいいと思った。』(女子)
管理栄養士 (宝塚第一病院) / 小野 尚子 様
(生徒の感想)
・『 どこの病院にも栄養士・管理栄養士がいて、患者さんの為に毎日ご飯を作っていると分かったので、次からは病院へお見舞いに行った時はどのようなご飯が作られているか見てみたいと思いました。人とのコミュニケーションを大事にして、相手に不快感を与えないように気をつけていきたい。そのために、友だちとのコミュニケーション、家族とのコミュニケーションを大切にしていきたい。』(男子)
・『 自分たちで考える時間を与えて下さったり、分かりやすい例を挙げて下さったり、とても楽しく内容を理解することができました。仕事の良い点だけでなく、実際、経験したからこそわかる大変な点や厳しいところなどを明確に教えていただけて、より現実的にイメージすることができました。』(女子)
医師 (宝塚第一病院) / 俵本 和仁 様
(生徒の感想)
・『 一人前の医師になるまで10年もかかるという話にはとても驚いた。研修医期間もとても長く,地道に頑張っていかなければならない職業だと思った。まだまだ日本は医師不足だと言われていて,もっとたくさんの医師が必要な反面,医師になるためには身体的にも精神的にも強くないといけないのだと強く感じた。また,医療ドラマの影響は大きいと感じた。もちろんドラマと実際では違うところも多々あると思うが,医療ドラマの流行は社会的に医師の存在が大きいことをも示していると思う。「国家資格」は国の認めた働くための資格だと思うが,目の前にいる人を助けたいと思う気持ちはすごく大切だと思った。』(女子)
・『 医学部を卒業しても専門医資格を取ることはできず,研修として2か月ごとに各専門医のところを回らなければならないことなど,初めて知ったことがたくさんありました。また,医師として働けるようになるにはとても長い時間がかかることがわかりました。さらに,医師=臨床医というイメージしかなかったのですが,病理医や監察医などにも医師免許が必要なのだと知ることができました。今まで,医師の仕事を知っているようで知らなかったんだということが,今回のお話を伺ってわかりました。』(男子)
公務員 (箕面市役所員) / 牛尾 英樹 様
(生徒の感想)
・『 公務員と聞くと学校の先生と市役所の職員ぐらいしか思いつかなかったし、完全に文系の仕事だと思っていたが、たくさん種類があり、市役所の窓口だけでなく水質の調査や気温、放射線の測定、土木関係の仕事など、色々な仕事があるのだなと思った。男性が多く、女性は働きにくいイメージがあったが、産休、育休などの制度が整っていて子供が小学1年生になるまでは普通の人より2時間ほど労働時間が短縮されるなど、民間の企業よりも女性にとって働きやすい環境が整っているのは意外だった。公務員試験もそれぞれ日程が違うので、1年にいろいろな公務員試験を受けれることを初めて知った。』(女子)
・『 公務員は全体の奉仕者と言われ、法に守られているものの、その反面自分が犯罪を犯せば即首が飛ぶ、ある意味リスクが大きい職でもあることが分かった。』(男子)
防衛省自衛隊 (自衛隊兵庫地方協力本部伊丹地域事務所) / 山村 肇 様
(生徒の感想)
・『 自衛隊はどのような機関に属しており、どんな仕事をしているかなどを説明してくれてとても分かりやすかった。主な内容は東日本大震災での活動内容などで、ビデオで自分の知らなかった施設なども紹介してもらえました。また、ニュースで見たことがなかったような映像なども見ることができ、改めて震災の被害や悲惨さを認識できた。講座の中で僕が一番興味を持ったのは、航空自衛隊についての内容で、どうすれば航空自衛隊のパイロットになれるか、ということなども分かり、自分がどのような進路に進めばよいのか分かった。』(男子)
・『 東日本大震災での活動についてのVTRを見たとき、自衛官の方々のおかげでたくさんの人々が助かっていて、たくさんの人がありがとうと言っていて少し感動した。自衛官の人たちのおかげで、今、平和に暮らせているんだな、と思った。』(女子)
医療機器の開発・生産(シスメックス株式会社) / 朝倉 義裕様
(生徒の感想)
・『 自分が一度でも“なりたい”と思ったことには傾向があり、目標を決めることは早ければ早いほど良いということで、自己分析を何度もして素直に選べば後悔しないということ、そして何かひとつの科目ではなく幅広い知識を活用することが重要で、高校のうちから全ての科目を大切にしなければならないということが分かりました。また、会社の中では一人では決して仕事を成し遂げられないので、沢山のメーカーだけではなく、自社の各部門とも関わっていく必要があるのだ、ということが印象に残りました。そして、人の為に尽くしたことは必ず自分の糧として戻ってくるということを忘れないようにしたいと思います。』(男子)
・『 講座の最初に自己分析をしました。自分が今までに憧れていた職業は、薬剤師、医者、研究員などがあった。そこからそれぞれの共通点、医療・人のために役立つなどが挙げられた。朝倉さんは、「自分のなりたい職業はぶれないものがある、また、傾向がある。」と仰っていました。僕は、今、どこの大学に行けばいいのか迷っていたのですが、すごく参考になりました。』(男子)
電気通信機器の設計・開発 第2回宇宙ベンチャー大賞受賞(株式会社 大日電子 代表取締役) / 杦本 日出夫様
・『 以前までは東大阪には12000社もの中小企業があったのに最近は6000社に減ってきて、もう一度中小企業を活気づけようと7年かけて「まいど1号」を完成させたと聞いて、杦本さんが東大阪に対する強い思いを感じました。阪急電車の無線装置を大日電子が作っていると聞いて、意外と自分の身近なところにもあるのだなと思いました。機械の加工技術は人間の80%までしか再現できないのでやはり細いものを作るのは人間の力が必要だなと思いました。』(男子)
・『 電気通信について少しわかりました。中小企業が協力して人工衛星を打ち上げるということは本当にすごいと思いました。何もわからないことでも努力して勉強してやり続けると成し遂げることができるということを学びました。何もしなくては始まらないので、何でも挑戦することが大切だと感じました。また、このお話を聞いて、人間としてしっかりした人が求められていて、挨拶なども大切だと学びました。』(男子)
グラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ)(美大非常勤講師) / 西谷 誠様
(生徒の感想)
・『 私たちのまわりはデザインで彩られており、その1つひとつが色々な考慮をされた上で存在しているということを知りました。「デザイン」と一言で言っても、とても多くの分野があり、1つの作品を作るにしてもカメラマン、イラストレーター、デザイナー、コピーライターなど多くの人が関わって作られているということに驚きました。多くの人が自分の分野の知識を活用して1つのものを作り上げていった結果、私たちのまわりには見て楽しいデザインがいっぱいあるのだなと 考えるとデザイナーがとてもかっこよく思えました。自分もデザインの勉強をして、イラストのお仕事をしてみたいと思いました。』(女子)
・『 私たちがデザインと聞いて想像するものはすごく狭い意味のもので、実はもっと広いもののことを言うのだということを知りました。デザイナーは、社会性、経済性、実現性、機能性を考えてデザインをするので、すごいと思いました。グラフィックデザイナーに特別な資格がないというのには驚きました。デザインをするのに、知識などは必要ないと思っていたのですが、社会では高いレベルの知識を求められていると聞いて驚きました。』(女子)
公認会計士 (伊藤公認会計士事務所) / 伊藤 利博 様
(生徒の感想)
・『 今日この話を聞いて,私がしたい仕事はこれだと思いました。自分が将来したいと思っていたことがすべてつめこまれている仕事だと思いました。私はずっと経営コンサルタントにこだわっていましたが,会計士にはコンサルティングという仕事も含まれていたし,監査という公認会計士にしかできない仕事もあってとても魅力的でした。最近あまり勉強に力が入っていなかったのですが,これから一つの目標が見つかったのでがんばれそうです。』(男子)
・『 父が税理士の資格を持っているから興味があり,この「公認会計士」の講座を受けましたが,やはり父のような約束事が守れて,我慢強く,まじめな人が向いてるのだと思った。会計士の中でも,主な仕事は,大きく分けて三つあり,どのような仕事で,どのような方たちを相手にしているのかや,この仕事のほかに会社の商品の在庫のチェックに同行したりと,一見関係なさそうな仕事のように見えるが,とても大事な仕事であったりといいかげんな人では務まらないのだと感じた。』(男子)
弁護士(大阪シティ法律事務所) / 松岡 直樹様
(生徒の感想)
・『 テレビなどでよく弁護士の仕事を見ていて,少し興味があり,親戚にも法学部に行っている人もいて,話を聞く機会があればと思っていたので,話が聞けてよかったです。刑事事件だけでなく民事事件をすることも多いと分かった。そういった裁判などの弁護だけでなく財産管理をするなど,後見人の仕事などもあると分かり,たくさんの仕事があるんだなぁとも思いました。裁判で勝っても負けても,弁護をした人が感謝してくれたり,相手側の弁護士の方に褒められたりしたときにやりがいを感じる,と仰っていて,かっこいい仕事だと思いました。自分は理系に行くつもりなので,弁護士になれないかな,と思っていたけれど,医学部や工学部からでも弁護士になっている人がいると言われたので,将来目指すことがあれば,今日のことを思い出したいです。』(女子)
・『 最近,バラエティー番組やドラマでよく見かける裁判官という仕事だったが,具体的な仕事内容や人数などは初めて知った。刑事事件が多いというイメージがあったけれど,実際には民事事件が9割を占めていることに驚いた。仕事としては論理的に積み上げていく証明で,文系というよりは理系。もし,医学的なことを弁護したいのなら医学部に入ってそれについて詳しく知ってからでもいいということを初めて知った。高校生のうちに,英語や理科,社会など,すべての分野を知っておけば必ず活かせる機会が出てくると聞いたので,受験のことだけを考えて勉強するのではなく,将来のことも見据えて今から勉強したいと思った。また,もめごとから始まる仕事だからストレスは多いと聞いた。打たれ強い人になりたいと思った。』(女子)
航空関係 (日本航空大学校) / 森内 崇史 様・片岡 和代 様
(生徒の感想)
・『 パイロットについては、以前から興味があったので、知っていることも多かったのですが、職務内容としては、旅客だけではなく、自分の考えている以上に広範であったのに驚きました。アジアでは2030年ごろに、今の4.5倍のパイロットが必要だということです。確かに、パイロットなるためには、身体検査や語学力も必要であり、今の自分の力では難しいかもしれませんが、将来の雇用状況は明るいので、自分も努力すれば、可能性はあると思いました。また、CAについてもお話しいただきました。CAは、現在では日本では女性中心ですが、これからは男性のCAが増えてくるようです。それと関連していると思いますが、CAの訓練では、8割強が保安要員としての訓練だそうです。パイロットもCAも、どちらも人命を預かる重要な仕事であり、生半可な気持ちではできない仕事だと思いました。』(男子)
・『 航空関係の仕事に興味があったのですが、講師のお話を聞いて、さらにやりたいと思うようになりました。私はグランドスタッフを志望しているので、その仕事内容についても詳しくお話を お聞きしたいと思いました。いただいたパンフレットを参考にしたいと思います。また、航空関係の仕事をするために、たくさんの審査があって、実際になることができる人は一握りであることを知りました。しかし、その門戸は私たちすべてに開かれたものであり、「自分にはこの道しかない。そう思って頑張ればなれる。期待しています。」と真剣な眼差しで私たちに語っていただき、これまではただ単なる憧れに過ぎなかったグランドスタッフですが、これからは、一層、勉強にうちこみ、オープンキャンパスに参加したりして、夢の実現のために努力しようという意欲がわいてきました。とても魅力的な仕事で、是非とも就きたい仕事だと感じました。』(女子)
出版関係(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ) / 依田 和人 様
(生徒の感想)
・『編集の仕事と聞くと、有名人にたくさん会うこともできる楽しそうな職業であるというイメージを抱いていたのですが、過酷で泥臭い仕事であると言うことがわかりました。それゆえに、やりがいを感じられる仕事だと思います。「情報」がより重視される社会になっている今日、平等に情報を与えることを可能にする仕事の一つが編集者だと思います。今日のお話を聞くことで、その仕事に興味を持つことができました。将来の選択肢の一つにしようと思います。』(男子)
・『私は出版については、正直興味がありませんでした。でも、聞いてみるとなかなか面白く、講義を聴く前よりも格段に興味が湧きました。編集の仕事は、例えば、「撮影時間を2時間から10分にする」などの無茶ぶりをされることが多く大変そうだと思います。「見つからなくても考えることが大事!」と聞いて、自分は、大学のことも将来のことも考えていなくて、危機感を覚えました。今考えたらどうにかなると思ったので、私も今から将来について考えてみようと思います。出版関係の話だけではなく、ご自身のニート、フリーターの経験から私達の将来につながるお話をしてくださり、講義はとてもためになりました。』(女子)
建築設計(京都建築士大学校) / 八木 光也 様
(生徒の感想)
・『釘を使うと腐ったりしてもろくなってしまうが、法隆寺はヒノキという腐りにくい木を使って倒れないように組合されていて、千年以上ももっているということを知り、建築は工夫次第で何百年もそこに立ち続けるということを知りました。また、建築は何にもない所から一から作るので、創造力などが必要だなと感じました。プレゼンテーションボード作成を通して建築の難しさや面白さを知ることができました。』(男子)
・『一番必要なことは好奇心をもって感性を養うことと言われていた。これから身近なことでも気にかけていきたいと思います。カーテンや照明を選ぶのがとても楽しくて、自分の住みたくなる部屋ができたと思います。八木さんが描かれていた学校がとてもかわいいなと思い、自分も家やその他の建物の設計ができたらいいなと思いました。』(女子)
管理栄養士 (宝塚第一病院) / 小野 尚子 様
(生徒の感想)
・『管理栄養士は人対人の仕事である。だから、コミュニケーションが大切。ただ自分の知識を伝えるだけじゃなくて、相手のことを考えてコミュニケーションを取りながらアドバイスすることが大切。そのために、自分で料理したり自分の生活習慣を変えてみたりと、自分も実践することで相手の立場に立って考えることができる。管理栄養士になると、学校給食や病院の食事の管理、お医者さんと相談しながらお食事を処方するイメージの医療に関係する職業だなという 印象を受けました。ずっと続けられる仕事だなと思いました。』(女子)
・『いま、料理とか食べ物に興味があるので、管理栄養士を第一希望にしました。先生の話はとても興味深く、管理栄養士にも興味が湧いてきました。以前は建築士を目指してきましたが、今は管理栄養士の方が強くなりました。』(男子)
医師 (宝塚第一病院) / 俵本 和仁 様
(生徒の感想)
・『医師の仕事についてたくさんのことを知ることができました。内科,外科,産婦人科などの臨床医だけではなく,病理医や監察医などたくさんの種類がありました。当直の場合は,24時間+8時間勤務になるということや,医学部に入学し,卒業し,さらにそこから一人前の医師になるまでに何年もかかることがわかりました。初期研修医,後期研修医と続き,専門医資格取得は34から36歳くらいが一般的であると知り驚きましたが,これほど頑張らなければ医師にはなれないのだと知ることができました。1年間に8000名しか医師になれないこともわかりました。専門の分野を持ち,患者さんや人に頼られるということにやりがいを感じられる職業であることがわかり,より一層,なりたいという思いが強くなりました。医師になりたいという夢と,今回の学びを生かして,頑張っていこうと思います。』(女子)
・『医師になってからより,医師になるまでの道のりがすごく厳しいと思いました。私は,大学院に入って研修等をすれば免許を取得できると思っていましたが,卒業してから長期間の研修があるのにとても驚きました。1日のスケジュールを見ると,朝早くから働き詰めであることがよくわかりました。8:00からは抄読会というものがあり,みんなで英語の論文の読みあいがあるとのことでした。これは,高校の今の取り組みにも反映できると思うので,少しの可能性のためではあるけれど英語を頑張ろうと思いました。また,当直という夜間のお医者さんの見回りがあることで入院が成り立っていることも知りました。当直があっても次の日8:00からまた毎日のようにハードスケジュールが始まると聞き,体力のいる仕事だと思いました。大変なことの方が多いけれど,やっていてよかったと思う瞬間がそれ以上に嬉しいというお話を聞き,そのように言える仕事は素晴らしいと思いました。』(女子)
公務員 (箕面市役所員) / 牛尾 英樹 様
(生徒の感想)
・『冊子を作って下さっていたのでスクリーンと合わせて考えることができて良かった。自分は警視庁に興味があるのですが、そこは約28万人と他と比べて意外と少ないのかなという印象を受けた。公務員には、たくさんの種類があるので、もっと知りたいと思った。今までは、公務員と聞くと「市役所に勤める人」「先生」という印象だったけれど、お話を聞いて、たくさんの部署、拡がりがあることを知った。公務員になるための流れも知った。1次試験の教養試験は高校レベルとおっしゃっていたので、今のうちからしっかりやらなければならないな、と改めて実感した。これから得る様々な事を1つ1つ大切にしていくべきだと感じた。また冊子の方に出題例(試験)が載せられていたのでイメージを掴むのに役立った。残業が多かったり、制約が多くて大変だとおっしゃていたが、「市民のために働きたい」という意志を強く感じた。公務員は様々な体験が可能らしいので、自分の可能性をみつけられるのではないかと思った。また、自ら調べてみようと思った。』(女子)
・『公務員になるためにはいくつものルールがあること。文系でも理系でもなれるので、なりやすいけど難しいことを知った。教師か警察、事務員など、たくさん公務員には種類があるので、自分にあった仕事を探そうと思った。公務員は民間企業に就職している人に比べ法律や条例を守ることが必要なので、人としても成長していけるいい職業だと思った。』(男子)
公認会計士 (伊藤公認会計士事務所) / 伊藤 利博 様
(生徒の感想)
・『公認会計士は他の職業と違って何をするのか具体的には何もわからなかった。数字など数学的な部分が必要だと思っていたが,結果その通りで少し自分が考えているものと重なった。今は仕事内容の重さやしんどさは理解できないが,会計士という一つの職業がどんなことをするものなのかよくわかった。内容は主に監査という集中力のいる作業だが,実際に会社に行って検査する肉体労働も行う。会計士に必要なことをいくつか教えていただいたが,これはどの職業にも必要なことだと思った。中でも英語ができるのは当たり前で,読解力や文章,レポートを書く力が必要だとおっしゃった。学生である今,そのような力を身につけていくのだと感じた。』(女子)
・『「公認会計士」という言葉しか知らなかったため,具体的に監査や税務,コンサルティングの仕事を独立企業でしているので,父親の仕事について知ることができたのもよかったです。また,講義の最後に言われた,「目標を設定してそれに向けて努力する」「嫌なことから逃げずに我慢を覚える」「何がしたいか,何が自分に向いているのか,自分について知る」「あいさつや,目上の人を敬い,国語をしっかり学ぶ」といった事柄は,公認会計士といった仕事以外でも当てはまると思うので,今から意識していきたいです。』(男子)
防衛省自衛隊 (自衛隊兵庫地方協力本部伊丹地域事務所) / 山村 肇 様
(生徒の感想)
『山村さんは、自衛隊という未知の世界へいざなってくれるような講義をしてくれました。とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。今日最も驚いたのは、最近、日本の安全保障について問題になっている中で、自衛隊員の数が減っていないということです。それが何故なのかを調べてみたくなりました。それと、衣食住の無料支給には驚きました。講義の途中で流された映像では、自衛隊がいかに活躍しているのかということが分かり、被災した人達とハイタッチしている画像にはとても感動しました。最後に山村さん、今日はありがとうございました。これからも広報活動をがんばって下さい。』(男子)
『自衛隊と一言で言っても陸・海・空あわせて49種類の仕事があることに驚きました。また、空自のパイロットの養成にかかるお金が5.8~7.6億円もかかることは初めて知りました。その費用は全て税金であり、自衛官は国家公務員なので給料も税金、つまり責任感の強い人でなければなりません。また、機密情報を扱う仕事なので会話ひとつひとつに気配りをしなければならないのは大変なのではないかと思います。口が軽い自分には無理なのかなと思いました。
最近、尖閣諸島の問題で自衛隊の武力の面だけが目立っていますが、自衛隊の仕事のほとんどは災害派遣です。日本国民が普段安全に生活できているのも彼らのおかげということに、改めて気づかされました。』(男子)
幼稚園教諭 (雲雀丘学園幼稚園) / 林 優花 様
(生徒の感想)
・『最近では幼稚園と保育園を合わせもつ学校が出来たと聞いて驚きました。幼稚園と保育園では保育担当者が違うときいて驚きました。幼稚園教諭になるための免許状には3種類もあると知り、何の違いがあるのかなと思いました。(実際には、給料の違い)幼稚園の教諭だからといって幼稚園生を相手するだけでなく、保護者とのコミュにコーションも大事だということが分かりました。やはり、講師の方も幼稚園の先生なので、とても優しくて分かりやすく話をしてくださって、話し方はとてもゆっくりしていてきれいな方でした。』(女子)
・『幼稚園の教諭と保育所の先生ですることはおなじだと思っていたけど、全然ちがい驚いた。幼稚園と保育所では子どもを預かる目的から違ったので、自分にはどっちの方が合うのか深く考えてみたいと思う。子どもたちに心を開いてくれるように、手遊びや手品も覚えてみようと思った。学園説明会で使っているDVDを見て、男の先生もピアノを弾いていたし、ピアノの試験もあるようなのである程度弾けるようになりたい。園児が実際にする工作を1/4サイズでし、楽しかったし、久しぶりに折り紙などを使ったので懐かしかったです。』(女子)
放射線技師 (神戸赤十字病院) 小川 宗久 様
(生徒の感想)
『放射線技師は、放射線を扱うだけの仕事と思っていましたが、様々なことをする仕事だと知り、驚きました。放射線技師は専門性があって読影を頼まれる事も多いということから、色々な診療科とのつきあいがあって色んな事を学べる利点があると知り、奥深い仕事だと思いました。
一つ一つの医療を詳しく写真などを用いて説明して頂いたので、とても分かりやすく頭に入ってきました。自分が医療について知らない事がたくさんあるということを改めて感じ、今後少しでも医療について知っていこうと思いました。』(男子)
『放射線技師の仕事は全然知らなかったが、思っていたよりもたくさんあり、X腺によるガン治療には特に興味が湧いた。以前、ドラマで見たことのある“DMAT”を実際に仕事とされていて、「すごいな。」と思った。DMATや救急だけでなく、“医師”にはどんな状況におかれても冷静に正確に判断できる力が必要だということを改めて感じました。現在、医療において注目されているチーム医療に自分も将来貢献できる人になりたいという思いが強まり、そのためにももっと体力をつけて、たくさん勉強して、勉強だけでなく、人間性も磨いていきたいと思います。』(女子)
医療機器の開発・生産(シスメックス株式会社) / 朝倉 義裕様
(生徒の感想)
・「自分で選んだ道なら後悔しない。」という言葉を改めて考えました。今、自分が進もうとしている道は本当に自分が望む道なのか、他人に言われてなんとなく決めてしまった道ではないのか、その道に進んで自分は後悔しないのか、と問われているようで、講義を聞いて、自分に疑問を持つようになりました。「後悔していません。」と語る朝倉先生の姿は仕事に就けて良かった!と言っているようで、私もアドバイスする立場になったとき先生のように「後悔はありません!」と言い切れるような人になりたい!ととても思いました。(女子)
・医療機器といっても、「物理」「生物」「化学」「英語」など必要とされる知識や必要とされる能力はたくさんあると思った。また、自分の夢から将来への道へとつなげるクイックワークや、会社の部署の異動があるため、一つのことだけをするのでは行き詰まると思うし、色々なことに興味を持って勉強していく必要があると思った。そして、「英語」はどのような職種でも必要だと改めて理解した。(男子)
生物有機科学研究所 研究員(サントリー生物有機科学研究所) / 佐竹 炎 様
(生徒の感想)
・研究職はなるまでにも時間がかかり,なってからも一つ一つのことに時間がかかる大変な仕事だと思いました。しかし,自分の努力次第でできる研究も増え,未来のために役立てられる,とてもやりがいのある仕事だとも思いました。また,自分の意志で好きな研究ができ,仲間とともに結果を出していけるということも魅力的だと思いました。佐竹さんが行っていた実験は難しく,どのような実験を重ねてきたのか詳しくは分かりませんでしたが,確かな実績を出して,社会に認められている佐竹さんがすごいと思いました。研究と一概に言っても,様々な研究の種類があり,期限や理由,目的などもそれに応じてたくさんあるということを知りました。佐竹さんは,研究の意義を人類の未来の幸福(安全,安心)のための基盤作りとおっしゃっていましたが,その目的はとてもすばらしく,その実現のために楽しみながら着実に前へ進んでいるのがとてもすごいと思いました。来年から文系に進む予定の私ですが,また機会があれば研究職についてもっと知りたいと思いました。(女子)
・研究者という職業についてのイメージががらりと変わった気がする。そもそも研究の種類には2種類あって,社会に役立つことよりも個人的な意志による研究スタイルがあるというのは,なかなか面白いと思った。講座では「研究者とは」という説明以外にも,論文の書き方や研究者としての心構えとは何かということも教わった。論文を書くためには英語が必要で,研究者に関わらず理系に進むと論文を書く機会はあると思うので,英語は重要だと改めてわかった。 研究者はもちろん色んな研究をする職業であるから,集中力や忍耐力も必要だと思う。また一人ではなくチームで研究をする場合が多いと聞いたので,コミュニケーション力も必要だと思った。(男子)
電気通信機器の設計・開発 第2回宇宙ベンチャー大賞受賞(株式会社 大日電子 代表取締役) / 杦本 日出夫様
(生徒の感想)
・人工衛星「まいど1号」の開発に携わった会社の社長さんのお話を聞けて 良かったです。初めは無理だと言われていたけれど、熱意をもって励むことで成功することができたというのは素晴らしいことで、見習うべきところがたくさんあるなと思いました。また一度の成功に満足せずに次の目標を掲げて取り組む姿勢に感動しました。人工衛星の打ち上げに成功するような会社は、優れた技術を持っているものもありますが、何より挨拶、身だしなみ、掃除を徹底しているというのを聞いて納得しました。杦本さんがおっしゃっていた心の3K(感謝、気遣い、謙虚さ)を大事にしていきたいと思います。(男子)
・ロケット1つを完成させるためには、1万分の1ミリの精度にまで作らないといけないということには驚かされました。また、日本の技術は世界中から 注目される素晴らしいものだということを痛感しました。また、会社においては、社員1人ひとりの意識が大切だと思いました。挨拶の大切さも実感しました。会社においても、学校と同じように「掃除」というものは大事なことなのだと思いました。小さなことが大切だと感じました。(男子)
グラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ)(美大非常勤講師) / 西谷 誠様
(生徒の感想)
・暗いところでは青が映えて、赤が沈むというのにとても驚きました。また、いろんな色を使うと印象に残りにくい、でも年代に合わせてたくさん色を使ったりもする、などその場や時、状況や見る対象の人などに合うようなデザインが考えられているのだなぁと思いました。デザインとは発信者から受信者への情報を伝える手段であるので、日常には様々なデザインがあふれていると聞いて、わくわくしました。(女子)
・デザイナーの仕事に資格がいらないことに驚きました。デザインの種類があることを知って自分は視覚デザインが向いているのではないかと思った。西谷さんは中3でもうデザイナーになることを決めていたそうです。小学生の時からそういうのが好きだったそうです。先生をするつもりはなかったそうです。僕は特にこの仕事に興味があったわけでもないのですが、西谷さんのお話を聞いておもしろそうだと思いました。デザイン関係のお仕事もいいかも知れないと思いました。(男子)
弁護士(大阪シティ法律事務所) / 松岡 直樹様
(生徒の感想)
・ドラマでよく見る職業なのでてっきり自分はある程度弁護士という職業について知っていると思っていましたが,今日話を聞いて自分が全然知らなかったことを知りました。まず,弁護士は一件の仕事に打ち込むと勘違いしてましたが,常時何十件,多い人では何百件の仕事を全力でおろそかにせずこなすのは相当大変だろうなと思いました。依頼者が喜んでくれるやりがいを感じ,頑張ってらっしゃると聞いて弁護士という職業はタフな体,心,そして人を思う優しさがある人じゃないとなれないのかもなぁと思いました。(女子)
・将来,司法関係の職業につきたいと考えているので,とても参考になりました。また,松岡先生の話を聞くのは2度目でしたが前回聞けなかったことや前回少ししか聞けなかったことも,とても深く話してくださってよかったです。弁護士という職業は主に刑事事件,民事事件などのもめごとを解決するものだと思っていましたが,本当は財産の管理や講演,弁護士会などの社会奉仕なども行っていると分かり感心しました。職業としての弁護士だけでなく,バッチのことや,制度などについても話してくださり楽しく話を聞けました。弁護士,検察官,裁判官の人口や,その推移についての話がとても興味深かったです。それに検察官の人口はあまり増えていなくても,司法関係で女性が増えているということが嬉しかったです。自分の進路にも大きく関わることなので,もっと深く知ろうと思いました。(女子)
12月13日土曜日、高校1年生対象に「職業人に学ぶ」を行いました。下記の15名の職業人の方に本校にお越しいただき、お仕事内容についてお話していただきました。
・弁護士(大阪シティ法律事務所)
・公認会計士(伊藤公認会計士事務所)
・グラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ)
・電気通信機器の設計・開発(株式会社 大日電子)
・医療機器の開発・生産(シスメックス株式会社)
・防衛省 自衛隊隊員(自衛隊)
・公務員(箕面市役所 環境)
・医師(宝塚第一病院)
・管理栄養士(宝塚第一病院)
・放射線技師(神戸赤十字病院)
・建築設計(京都建築大学校)
・出版関係(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)
・生物有機科学研究所 研究員(財団法人サントリー生命科学財団)
・航空関係(日本航空大学校)
・幼稚園教諭(雲雀丘学園幼稚園)
生徒たちの感想は、後日掲載したいと思います。ご協力ありがとうございました。
・授業を受ける前は、理学療法士について全く知らず、想像もつかなかったのですが、授業を受けてみて、素晴らしい仕事だと思いました。患者さんを間近で見て、その場で感謝されるというのが、仕事のやりがいだとおっしゃっていましたが、自分の仕事の結果が身近に感じられるというのはとても良いと思いました。大学を卒業して、仕事に就いた後の方が勉強するというのは、患者さんをもっと早くよくしたいと思う心からだという話を聞いて、本当にその患者さんのためを思う姿勢が素敵だなぁと思いました。また、理学療法士になっても、色々な場所で働けるのだと知り、興味がわきました。最後におっしゃっていた、目的をもって勉強するというのを実践しようと思います。(女子)
・理学療法士になるには、国家資格を取らなければならない難しいものだと、初めて知りました。養成校では、解剖した人を見て学習しなければならないそうなので、いろいろな知識が必要だなぁと思いました。これから高齢者の方がだんだん増えていくので、理学療法士は今よりもっと多く必要になっていくと思います。この仕事は、なるまでは難しいけれど、人の役に立つし、いいなぁと思いました。リハビリでも限界があって、その患者さんの限界を超えてしまえば、命も危なくなるそうです。人の命も預かっている仕事でもあるんだと思いました。(女子)
・今回の講義を聴いて、理学療法士のことが分かった。何をするのか、何が必要なのかを教えていただき、分かりやすかった。僕は生物選択だから、将来の選択肢の一つになった。しっかり考えていこうと思う。(男子)
・リハビリテーションが様々な分野の人で行っているとは知りませんでした。医者と同じようなことを学ぶとともに、さらにそれらの総合力が要るということで、すごく大変な職業だと思いました。さらにデスクテストだけでなく、現場での力も必要だということで、本当に様々なことに気がつき、さらに継続させないといけないので、集中力が必要だと思いました。(女子)
・僕は理学療法士になりたいと思っているので、知りたかった情報がたくさんあってよかったです。机上の人間ではなく人間性も豊かでないといけない、様々な能力が要るのだと感じました。理学療法士になるためには、養成学校を卒業し、国家試験を受けて国家資格をもらわないといけないとのことですが、養成学校で実習がとても難しく、その実習を合格しないと卒業すらできないので、人間関係や人と接することに慣れておきたいです。(男子)
・まずは堤さんが美人で、テンションが上がりました(笑) 理学療法士というものが、ふわーっとしたイメージしかありませんでしたが、今回の話を聞いて、はっきりしたものになったと思います。分かったのは、国家資格を取るのは難しく、努力が必要だということです。今回の講義で、理学療法士に興味を持ったので、将来の夢の候補の一つになりました。(女子)
・父親が会社で会計の仕事をしているらしいので、「そもそも会計とは何なのだろうか?」という疑問を持っていました。それに加えて、「公に認められた」とはどういうことなのか、普通の会計士とどう違うのか少し興味がありました。難しくて、あまり理解できたとは言い難いのですが、いろいろな企業や団体で働いてお金の計算をしているのだと漠然と感じました。会社にあわせるため、世間一般とは休みが違い、何かと忙しい仕事なのだと感じました。また、まさか会計士のゲームがあるとは知りませんでした。僕のように公認会計士の仕事を知らない人も多いと思いますが、このゲームが功を奏して、少しでも知名度が上がれば良いなと思いました。(男子)
・公認会計士と聞いても、初めはピンときませんでした。計算をしたりするのだろうなと、何となくのイメージしかなかったです。けれども、実際話を聞いてみると、企業や学校に来ていたりと、意外と身近なものでした。分かりやすく説明していただいたので、仕事内容や活躍の場、公認会計士になるために必要なことなどが、よく分かりました。今回、お話しをしていただいたおかげで、公認会計士という職業を新たに知ることができ、将来の選択肢が少し増えたのかなと思います。(女子)
・公認会計士については全く知らず、ほぼ興味本位でこの講義を選んだのですが、現在の社会の中でどんな役割を果たし、どのように働いているのかを教えてくださり、ためになりました。公認会計士は難しく堅いイメージがあったのですが、スマホに公認会計士のアプリがあるらしく、ゲーム画面を見せてもらい、おもしろかったので少し意外でした。仕事内容や働いている場所について一つ一つ説明していただき、少し難しい部分もありましたが、丁寧に例も挙げてもらったので、公認会計士への理解が少し深まったと思います。また、この職業は文系か理系か疑問に思っており、数字を扱うので理系の職業かなと思っていたのですが、意外に経済学系統の文系だということに驚きました。この講義のおかげで、社会でとても重要な公認会計士という職業について学ばせてもらったので、とても貴重な時間を送らせてもらいました。(男子)
・意外と会社員に似たような仕事内容であることが分かりました。監査法人で、企業に出向いたりするのは結構大変そうだと思いました。最初は仕事の内容がよく分からなかったけれど、お金の会計で食い違いがないようにチェックする仕事だとわかり、かなり大切だと思いました。また、仕事内容は監査だけではなく、税務やコンサルティングなどさまざまだから、大変だと思いました。また、国家試験の合格率がすごく低いことに驚きました。(女子)
・自分の勝手なイメージからすごく堅い感じの仕事なのかなと思ったら、意外にもいろいろと幅のある仕事なのだなと思いました。「あらゆる事に興味を持つ」というのは、どんなことにも大切なことだと思うので、心がけていたいです。ビルについての話では、なぜ日本に外国にあるような超巨大なビルがないのか、という理由に驚きました。建築物は周りの環境の存在が大きいのだなと思いました。実際の模型は細かいところまで作られていて、すごいなと思いました。初めて知ることがたくさんあっておもしろかったです。ありがとうございました。(女子)
・建築会社が目的によって分かれているということを知ってはいたけれど、今回の話を聞いて、思っていたよりも多くの種類があることを知りました。講師の人は、アトリエ設計事務所で20年ほど学んだ後、組織設計事務所で10年ほど働き、現在は自分で個人設計事務所を作り、70歳を超えた今でも働いているということを聞き、すごいと思いました。今までに携わった中で最も大きな仕事は、NHK放送局と大阪市立博物館の建て替えで、約500億円かかり、完成まで5年ほどかかったということを聞き、あまりのスケールの大きさに唖然としました。私は将来の夢が物作りという漠然なことしか決めていないので、今回の話は将来を考える良いきっかけになりました。(男子)
・私は、小学校4年生の頃からうっすらと建築という仕事に興味を持ち始めていました。けれども、東日本大震災があり、「震災に強いまちづくり」が重要視され、これからの日本の将来に必要な仕事だと思い、建築家になりたいと強く思うようになりました。また、私は都市デザイナーにも興味があるが、まだまだどのような仕事なのか分かりません。今までは興味があっても絶対になりたいと思うような仕事がなかったけれど、高校に入り将来のことについて考えると、「物作り」「建築士」「都市デザイナー」がすぐに頭に浮かび、今では私の目指している仕事になりました。これからは強い意志を持って、もっと努力していきたいと思います。(女子)
・僕は、小学校の時、建築設計の仕事に就きたいと思い今に至っています。ただ漠然と建物、特に昔は家を作りたいと思っていました。今回この話を聞いて、建築設計という仕事の社会での重要さ、責任、および他社との信頼関係などのお話を聞いて、本当に難しいと思ったのと同時にやっぱりとても楽しそうだと思いました。大学の建築学科に進み、深く建築について考え、この職業に就きたいと考えています。世界一高いビルが作れなくても、消費者のみんなが満足してくれる建物を作ることが僕の理想です。いつか自分で建物を作れる日のために、いろいろな分野にアンテナを発信してみたいと思います。(男子)
68.8 % ―。 18日,厚生労働省は今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年12月1日現在)を発表した。 昨年同時期と比較して,4.3ポイントも下がり,「就職超氷河期」と呼ばれる大学生の就職活動(シュウカツ)の窮状が浮かび上がった。
近年の就職はまさに「情報戦」。 大学生たちは就職情報サイトに登録して,企業情報を手に入れ,出願までネット経由で行う。 私が以前経験したシュウカツでは,他の大学生は「40社受けました」「どの会社にどのエントリーシートを提出したか定かではない」などと話していた。 転職組で1社受験の私には理解できなかった。
また,企業の採用がグローバル化したことも特徴だ。 「社内英語公用語化」をはじめとして,積極的に外国人を採用する企業。 電機メーカーの中には,海外採用が国内採用を上回る会社もある。 以前は,「会社に入ってから鍛える」という言葉もよく聞かれたが,現在は企業が入社時に,学生に高い能力を求めていることは明らかだ。
高校1年生を対象にした今回の「職業人に学ぶ」―。 彼らが就職活動をするのは6,7年後だ。 そのときには日本の大学生を取り巻く就職環境はどうだろうか。 もちろん,職業に関する理解を深めていくことも必要だろう。 しかしながら,それ以上に幅広い知識を身に付け,できることを多くしておくことが必要だ。
生徒たちには,この「職業人に学ぶ」を契機に,しっかりと学習に取り組んでほしい。 今年苦戦している大学生たちは,本格的な「ゆとり教育」をしっかりと受けた世代。 これを採用側が敬遠していなければいいが―。 学校現場にいると,ふとこんな不安がよぎる。(寿)
不況にあえぐ東大阪のものづくりの町に,若者を呼び戻し活気づけようと中小企業のおっちゃん達が集まり東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)を結成し,「夢を上げるんやない,夢で上げるんや!」を合い言葉に,人工衛星「まいど1号」の開発を始めたが,思うように開発がすすまなかった。 7年間の悪戦苦闘の末,「まいど1号」は2009年1月23日に打ち上げられ,すべてのミッションが見事に大成功を遂げた。 講義では,そもそもなんでまいど1号をうちあげることにあったのか,どんな人たちが協力をし,どんな人工衛星になったのか,SOHLAではどんな成果を得ることができたのか。 また人工衛星開発に関わった会社の人たちは衛星開発で社会から注目されるようになり,モチベーションがあがった。 全国に数十万社ある中小企業のなかから,キラリと光る技術を有する元気のある会社「300社」に抜擢されるなど,会社の発展につながる成果がでた。 「夢をもって取り組めば,必ず実現する!」 そんなお話をします。
〔生徒の感想〕
今回で,「職業人にまなぶ」の生徒感想の連載を終わります。
「リクルートはどんな会社で,どんな仕事があるの?」「どうやって情報誌ができて,街や本屋に置かれ,私たちの手元に届くの?」といった,リクルートの仕事についてお話します。
〔生徒の感想〕
消防職を目指したきっかけ,消防士及び救命士になるには,救急隊の仕事内容,やりがい等,救命士を中心として消防職全般の業務についてもご紹介します。
〔生徒の感想〕
処方箋を見ながら調剤を行う姿が薬剤師のイメージだと思いますが,さまざまな場面で治療や社会生活に関わっていることを紹介します。 薬剤師を将来の道として選択した場合の「後悔しない考え方,生き方」も伝授します。(笑)
〔生徒の感想〕
さまざまな分野で必要とされているデザインを分類した上で,グラフィックデザイナーがどのような仕事に関わり,どのような作業をしているかを具体的にお見せしながらお話します。
〔生徒の感想〕
「航空会社」で働く「客室乗務員」は機内(客室内)安全維持のための保安業務と機内サービスを行っています。 客室乗務員の仕事を通して航空会社で働く人々を紹介します。
〔生徒の感想〕
旅行会社とは? 旅行会社ではどんな仕事があるのかについてお話します。
〔生徒の感想〕
企業の「研究者」はどんな仕事をしているのか? 研究者になるためには? 企業の研究者としてあるべき姿とは? など,皆さんが抱かれているイメージに沿って私の経験も交えながらお話したいと思っています。
〔生徒の感想〕
弁護士の仕事は,テレビでよく見る刑事裁判の弁護人の他にも,民事裁判や裁判外の交渉,倒産事件,家事事件など様々なものがあります。どんな仕事なのか,弁護士になるにはどうすればよいか等についてお話します。
〔生徒の感想〕
警察の組織や業務についてや警察官になるにはどうしたらいいのか等についてお話します。
〔生徒の感想〕