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2016年12月17日

職業人に学ぶ その2

 ご来校いただきました講師の皆さま、本日は、「職業人に学ぶ」にご協力を賜り、誠にありがとうございました。貴重なキャリア教育の機会を生徒たちは得ることが出来、これからの進路選択に大いに刺激になりました。ご教示いただきましたことから、広い視野で社会を見つめ、また、益々勉学に励むことと思います。
 

 本日3,4限、職業人に学ぶの様子。

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 後日、生徒の感想を紹介します。

職業人に学ぶ その2

 ご来校いただきました講師の皆さま、本日は、「職業人に学ぶ」にご協力を賜り、誠にありがとうございました。貴重なキャリア教育の機会を生徒たちは得ることが出来、これからの進路選択に大いに刺激になりました。ご教示いただきましたことから、広い視野で社会を見つめ、また、益々勉学に励むことと思います。
 

 本日3,4限、職業人に学ぶの様子。

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 後日、生徒の感想を紹介します。

職業人に学ぶ

 高校1年生は、本日3,4限、「職業人に学ぶ」を受講しています。日頃なかなかお話をきく機会のない職業の方々が来校くださり、様々な角度で講義をしてくださっています。

弁護士
公認会計士
グラフィックデザイナー
電気通信機器会社 経営者
防衛省 自衛隊隊員
医師(整形外科)
管理栄養士
インテリアプランナー
マーケティング
生命科学系 研究員
航空関係 PL、CA

2015年02月14日

「職業人に学ぶ」感想 ~放射線技師2~

PC130234.JPG放射線技師 (神戸赤十字病院) 小川 宗久 様

(生徒の感想)
・『 放射線技師という職業の中にはいろいろな仕事があり、また、責任重大な仕事が多いと分かった。DMATなどの緊急医療は、今日、欠かすことのできず需要が多く、やりがいを感じられるとのことで、関心を持った。』(男子)

・『 私は国際的な医療活動に興味があるので、日本赤十字社の話を聞くことができてとても参考になりました。また、救命の話も分かりやすくて、好きでよく見ていたドラマと少し似たところを感じた。また、当番診療以外でも診ることができる輪番制度はいいと思った。』(女子)

2015年02月13日

「職業人に学ぶ」感想 ~管理栄養士2~

PC130175.JPG管理栄養士 (宝塚第一病院) / 小野 尚子 様  

(生徒の感想)
・『 どこの病院にも栄養士・管理栄養士がいて、患者さんの為に毎日ご飯を作っていると分かったので、次からは病院へお見舞いに行った時はどのようなご飯が作られているか見てみたいと思いました。人とのコミュニケーションを大事にして、相手に不快感を与えないように気をつけていきたい。そのために、友だちとのコミュニケーション、家族とのコミュニケーションを大切にしていきたい。』(男子)

・『 自分たちで考える時間を与えて下さったり、分かりやすい例を挙げて下さったり、とても楽しく内容を理解することができました。仕事の良い点だけでなく、実際、経験したからこそわかる大変な点や厳しいところなどを明確に教えていただけて、より現実的にイメージすることができました。』(女子)

2015年02月12日

「職業人に学ぶ」感想 ~医師2~

PC130179.JPG医師 (宝塚第一病院) / 俵本 和仁 様  

(生徒の感想)
・『 一人前の医師になるまで10年もかかるという話にはとても驚いた。研修医期間もとても長く,地道に頑張っていかなければならない職業だと思った。まだまだ日本は医師不足だと言われていて,もっとたくさんの医師が必要な反面,医師になるためには身体的にも精神的にも強くないといけないのだと強く感じた。また,医療ドラマの影響は大きいと感じた。もちろんドラマと実際では違うところも多々あると思うが,医療ドラマの流行は社会的に医師の存在が大きいことをも示していると思う。「国家資格」は国の認めた働くための資格だと思うが,目の前にいる人を助けたいと思う気持ちはすごく大切だと思った。』(女子)

・『 医学部を卒業しても専門医資格を取ることはできず,研修として2か月ごとに各専門医のところを回らなければならないことなど,初めて知ったことがたくさんありました。また,医師として働けるようになるにはとても長い時間がかかることがわかりました。さらに,医師=臨床医というイメージしかなかったのですが,病理医や監察医などにも医師免許が必要なのだと知ることができました。今まで,医師の仕事を知っているようで知らなかったんだということが,今回のお話を伺ってわかりました。』(男子)

2015年02月06日

「職業人に学ぶ」感想 ~公務員2~

PC130184.JPG公務員 (箕面市役所員) / 牛尾 英樹 様 

(生徒の感想)
・『 公務員と聞くと学校の先生と市役所の職員ぐらいしか思いつかなかったし、完全に文系の仕事だと思っていたが、たくさん種類があり、市役所の窓口だけでなく水質の調査や気温、放射線の測定、土木関係の仕事など、色々な仕事があるのだなと思った。男性が多く、女性は働きにくいイメージがあったが、産休、育休などの制度が整っていて子供が小学1年生になるまでは普通の人より2時間ほど労働時間が短縮されるなど、民間の企業よりも女性にとって働きやすい環境が整っているのは意外だった。公務員試験もそれぞれ日程が違うので、1年にいろいろな公務員試験を受けれることを初めて知った。』(女子)

・『 公務員は全体の奉仕者と言われ、法に守られているものの、その反面自分が犯罪を犯せば即首が飛ぶ、ある意味リスクが大きい職でもあることが分かった。』(男子)

2015年02月04日

「職業人に学ぶ」感想 ~防衛省自衛隊2~

PC130164.JPG防衛省自衛隊 (自衛隊兵庫地方協力本部伊丹地域事務所) / 山村 肇 様  

(生徒の感想)
・『 自衛隊はどのような機関に属しており、どんな仕事をしているかなどを説明してくれてとても分かりやすかった。主な内容は東日本大震災での活動内容などで、ビデオで自分の知らなかった施設なども紹介してもらえました。また、ニュースで見たことがなかったような映像なども見ることができ、改めて震災の被害や悲惨さを認識できた。講座の中で僕が一番興味を持ったのは、航空自衛隊についての内容で、どうすれば航空自衛隊のパイロットになれるか、ということなども分かり、自分がどのような進路に進めばよいのか分かった。』(男子)

・『 東日本大震災での活動についてのVTRを見たとき、自衛官の方々のおかげでたくさんの人々が助かっていて、たくさんの人がありがとうと言っていて少し感動した。自衛官の人たちのおかげで、今、平和に暮らせているんだな、と思った。』(女子)

2015年02月03日

「職業人に学ぶ」感想 ~医療機器の開発・生産2~

PC130224.JPG医療機器の開発・生産(シスメックス株式会社)  / 朝倉 義裕様

(生徒の感想)
・『 自分が一度でも“なりたい”と思ったことには傾向があり、目標を決めることは早ければ早いほど良いということで、自己分析を何度もして素直に選べば後悔しないということ、そして何かひとつの科目ではなく幅広い知識を活用することが重要で、高校のうちから全ての科目を大切にしなければならないということが分かりました。また、会社の中では一人では決して仕事を成し遂げられないので、沢山のメーカーだけではなく、自社の各部門とも関わっていく必要があるのだ、ということが印象に残りました。そして、人の為に尽くしたことは必ず自分の糧として戻ってくるということを忘れないようにしたいと思います。』(男子)

・『 講座の最初に自己分析をしました。自分が今までに憧れていた職業は、薬剤師、医者、研究員などがあった。そこからそれぞれの共通点、医療・人のために役立つなどが挙げられた。朝倉さんは、「自分のなりたい職業はぶれないものがある、また、傾向がある。」と仰っていました。僕は、今、どこの大学に行けばいいのか迷っていたのですが、すごく参考になりました。』(男子)

2015年02月02日

「職業人に学ぶ」感想 ~電気通信機器の設計・開発2~

PC130230.JPG電気通信機器の設計・開発 第2回宇宙ベンチャー大賞受賞(株式会社 大日電子 代表取締役) / 杦本 日出夫様

・『 以前までは東大阪には12000社もの中小企業があったのに最近は6000社に減ってきて、もう一度中小企業を活気づけようと7年かけて「まいど1号」を完成させたと聞いて、杦本さんが東大阪に対する強い思いを感じました。阪急電車の無線装置を大日電子が作っていると聞いて、意外と自分の身近なところにもあるのだなと思いました。機械の加工技術は人間の80%までしか再現できないのでやはり細いものを作るのは人間の力が必要だなと思いました。』(男子)

・『 電気通信について少しわかりました。中小企業が協力して人工衛星を打ち上げるということは本当にすごいと思いました。何もわからないことでも努力して勉強してやり続けると成し遂げることができるということを学びました。何もしなくては始まらないので、何でも挑戦することが大切だと感じました。また、このお話を聞いて、人間としてしっかりした人が求められていて、挨拶なども大切だと学びました。』(男子)

2015年01月31日

「職業人に学ぶ」感想 ~グラフィックデザイナー2~

PC130190.JPGグラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ)(美大非常勤講師) / 西谷  誠様

(生徒の感想)
・『 私たちのまわりはデザインで彩られており、その1つひとつが色々な考慮をされた上で存在しているということを知りました。「デザイン」と一言で言っても、とても多くの分野があり、1つの作品を作るにしてもカメラマン、イラストレーター、デザイナー、コピーライターなど多くの人が関わって作られているということに驚きました。多くの人が自分の分野の知識を活用して1つのものを作り上げていった結果、私たちのまわりには見て楽しいデザインがいっぱいあるのだなと 考えるとデザイナーがとてもかっこよく思えました。自分もデザインの勉強をして、イラストのお仕事をしてみたいと思いました。』(女子)

・『 私たちがデザインと聞いて想像するものはすごく狭い意味のもので、実はもっと広いもののことを言うのだということを知りました。デザイナーは、社会性、経済性、実現性、機能性を考えてデザインをするので、すごいと思いました。グラフィックデザイナーに特別な資格がないというのには驚きました。デザインをするのに、知識などは必要ないと思っていたのですが、社会では高いレベルの知識を求められていると聞いて驚きました。』(女子)

2015年01月29日

「職業人に学ぶ」感想 ~公認会計士2~

PC130199.JPG公認会計士 (伊藤公認会計士事務所) / 伊藤 利博 様  

(生徒の感想)
・『 今日この話を聞いて,私がしたい仕事はこれだと思いました。自分が将来したいと思っていたことがすべてつめこまれている仕事だと思いました。私はずっと経営コンサルタントにこだわっていましたが,会計士にはコンサルティングという仕事も含まれていたし,監査という公認会計士にしかできない仕事もあってとても魅力的でした。最近あまり勉強に力が入っていなかったのですが,これから一つの目標が見つかったのでがんばれそうです。』(男子)

・『 父が税理士の資格を持っているから興味があり,この「公認会計士」の講座を受けましたが,やはり父のような約束事が守れて,我慢強く,まじめな人が向いてるのだと思った。会計士の中でも,主な仕事は,大きく分けて三つあり,どのような仕事で,どのような方たちを相手にしているのかや,この仕事のほかに会社の商品の在庫のチェックに同行したりと,一見関係なさそうな仕事のように見えるが,とても大事な仕事であったりといいかげんな人では務まらないのだと感じた。』(男子)

2015年01月28日

「職業人に学ぶ」感想 ~弁護士2~

PC130160.JPG弁護士(大阪シティ法律事務所) / 松岡  直樹様

(生徒の感想)
・『 テレビなどでよく弁護士の仕事を見ていて,少し興味があり,親戚にも法学部に行っている人もいて,話を聞く機会があればと思っていたので,話が聞けてよかったです。刑事事件だけでなく民事事件をすることも多いと分かった。そういった裁判などの弁護だけでなく財産管理をするなど,後見人の仕事などもあると分かり,たくさんの仕事があるんだなぁとも思いました。裁判で勝っても負けても,弁護をした人が感謝してくれたり,相手側の弁護士の方に褒められたりしたときにやりがいを感じる,と仰っていて,かっこいい仕事だと思いました。自分は理系に行くつもりなので,弁護士になれないかな,と思っていたけれど,医学部や工学部からでも弁護士になっている人がいると言われたので,将来目指すことがあれば,今日のことを思い出したいです。』(女子)

・『 最近,バラエティー番組やドラマでよく見かける裁判官という仕事だったが,具体的な仕事内容や人数などは初めて知った。刑事事件が多いというイメージがあったけれど,実際には民事事件が9割を占めていることに驚いた。仕事としては論理的に積み上げていく証明で,文系というよりは理系。もし,医学的なことを弁護したいのなら医学部に入ってそれについて詳しく知ってからでもいいということを初めて知った。高校生のうちに,英語や理科,社会など,すべての分野を知っておけば必ず活かせる機会が出てくると聞いたので,受験のことだけを考えて勉強するのではなく,将来のことも見据えて今から勉強したいと思った。また,もめごとから始まる仕事だからストレスは多いと聞いた。打たれ強い人になりたいと思った。』(女子)

2015年01月27日

「職業人に学ぶ」感想 ~航空関係~

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航空関係 (日本航空大学校) / 森内 崇史 様・片岡 和代 様 

(生徒の感想)
・『 パイロットについては、以前から興味があったので、知っていることも多かったのですが、職務内容としては、旅客だけではなく、自分の考えている以上に広範であったのに驚きました。アジアでは2030年ごろに、今の4.5倍のパイロットが必要だということです。確かに、パイロットなるためには、身体検査や語学力も必要であり、今の自分の力では難しいかもしれませんが、将来の雇用状況は明るいので、自分も努力すれば、可能性はあると思いました。また、CAについてもお話しいただきました。CAは、現在では日本では女性中心ですが、これからは男性のCAが増えてくるようです。それと関連していると思いますが、CAの訓練では、8割強が保安要員としての訓練だそうです。パイロットもCAも、どちらも人命を預かる重要な仕事であり、生半可な気持ちではできない仕事だと思いました。』(男子)

・『 航空関係の仕事に興味があったのですが、講師のお話を聞いて、さらにやりたいと思うようになりました。私はグランドスタッフを志望しているので、その仕事内容についても詳しくお話を お聞きしたいと思いました。いただいたパンフレットを参考にしたいと思います。また、航空関係の仕事をするために、たくさんの審査があって、実際になることができる人は一握りであることを知りました。しかし、その門戸は私たちすべてに開かれたものであり、「自分にはこの道しかない。そう思って頑張ればなれる。期待しています。」と真剣な眼差しで私たちに語っていただき、これまではただ単なる憧れに過ぎなかったグランドスタッフですが、これからは、一層、勉強にうちこみ、オープンキャンパスに参加したりして、夢の実現のために努力しようという意欲がわいてきました。とても魅力的な仕事で、是非とも就きたい仕事だと感じました。』(女子)

2015年01月16日

「職業人に学ぶ」感想 ~出版関係~

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出版関係(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ) / 依田 和人 様  

(生徒の感想)
・『編集の仕事と聞くと、有名人にたくさん会うこともできる楽しそうな職業であるというイメージを抱いていたのですが、過酷で泥臭い仕事であると言うことがわかりました。それゆえに、やりがいを感じられる仕事だと思います。「情報」がより重視される社会になっている今日、平等に情報を与えることを可能にする仕事の一つが編集者だと思います。今日のお話を聞くことで、その仕事に興味を持つことができました。将来の選択肢の一つにしようと思います。』(男子)

・『私は出版については、正直興味がありませんでした。でも、聞いてみるとなかなか面白く、講義を聴く前よりも格段に興味が湧きました。編集の仕事は、例えば、「撮影時間を2時間から10分にする」などの無茶ぶりをされることが多く大変そうだと思います。「見つからなくても考えることが大事!」と聞いて、自分は、大学のことも将来のことも考えていなくて、危機感を覚えました。今考えたらどうにかなると思ったので、私も今から将来について考えてみようと思います。出版関係の話だけではなく、ご自身のニート、フリーターの経験から私達の将来につながるお話をしてくださり、講義はとてもためになりました。』(女子)

2015年01月15日

「職業人に学ぶ」感想 ~建築設計~

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建築設計(京都建築士大学校) / 八木 光也 様  

(生徒の感想)
・『釘を使うと腐ったりしてもろくなってしまうが、法隆寺はヒノキという腐りにくい木を使って倒れないように組合されていて、千年以上ももっているということを知り、建築は工夫次第で何百年もそこに立ち続けるということを知りました。また、建築は何にもない所から一から作るので、創造力などが必要だなと感じました。プレゼンテーションボード作成を通して建築の難しさや面白さを知ることができました。』(男子)

・『一番必要なことは好奇心をもって感性を養うことと言われていた。これから身近なことでも気にかけていきたいと思います。カーテンや照明を選ぶのがとても楽しくて、自分の住みたくなる部屋ができたと思います。八木さんが描かれていた学校がとてもかわいいなと思い、自分も家やその他の建物の設計ができたらいいなと思いました。』(女子)

2015年01月14日

「職業人に学ぶ」感想 ~管理栄養士~

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管理栄養士 (宝塚第一病院) / 小野 尚子 様  

(生徒の感想)
・『管理栄養士は人対人の仕事である。だから、コミュニケーションが大切。ただ自分の知識を伝えるだけじゃなくて、相手のことを考えてコミュニケーションを取りながらアドバイスすることが大切。そのために、自分で料理したり自分の生活習慣を変えてみたりと、自分も実践することで相手の立場に立って考えることができる。管理栄養士になると、学校給食や病院の食事の管理、お医者さんと相談しながらお食事を処方するイメージの医療に関係する職業だなという 印象を受けました。ずっと続けられる仕事だなと思いました。』(女子)

・『いま、料理とか食べ物に興味があるので、管理栄養士を第一希望にしました。先生の話はとても興味深く、管理栄養士にも興味が湧いてきました。以前は建築士を目指してきましたが、今は管理栄養士の方が強くなりました。』(男子)

2015年01月13日

「職業人に学ぶ」感想 ~医師~

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医師 (宝塚第一病院) / 俵本 和仁 様  

(生徒の感想)
・『医師の仕事についてたくさんのことを知ることができました。内科,外科,産婦人科などの臨床医だけではなく,病理医や監察医などたくさんの種類がありました。当直の場合は,24時間+8時間勤務になるということや,医学部に入学し,卒業し,さらにそこから一人前の医師になるまでに何年もかかることがわかりました。初期研修医,後期研修医と続き,専門医資格取得は34から36歳くらいが一般的であると知り驚きましたが,これほど頑張らなければ医師にはなれないのだと知ることができました。1年間に8000名しか医師になれないこともわかりました。専門の分野を持ち,患者さんや人に頼られるということにやりがいを感じられる職業であることがわかり,より一層,なりたいという思いが強くなりました。医師になりたいという夢と,今回の学びを生かして,頑張っていこうと思います。』(女子)

・『医師になってからより,医師になるまでの道のりがすごく厳しいと思いました。私は,大学院に入って研修等をすれば免許を取得できると思っていましたが,卒業してから長期間の研修があるのにとても驚きました。1日のスケジュールを見ると,朝早くから働き詰めであることがよくわかりました。8:00からは抄読会というものがあり,みんなで英語の論文の読みあいがあるとのことでした。これは,高校の今の取り組みにも反映できると思うので,少しの可能性のためではあるけれど英語を頑張ろうと思いました。また,当直という夜間のお医者さんの見回りがあることで入院が成り立っていることも知りました。当直があっても次の日8:00からまた毎日のようにハードスケジュールが始まると聞き,体力のいる仕事だと思いました。大変なことの方が多いけれど,やっていてよかったと思う瞬間がそれ以上に嬉しいというお話を聞き,そのように言える仕事は素晴らしいと思いました。』(女子)

2015年01月10日

「職業人に学ぶ」感想 ~公務員~

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公務員 (箕面市役所員) / 牛尾 英樹 様 

(生徒の感想)
・『冊子を作って下さっていたのでスクリーンと合わせて考えることができて良かった。自分は警視庁に興味があるのですが、そこは約28万人と他と比べて意外と少ないのかなという印象を受けた。公務員には、たくさんの種類があるので、もっと知りたいと思った。今までは、公務員と聞くと「市役所に勤める人」「先生」という印象だったけれど、お話を聞いて、たくさんの部署、拡がりがあることを知った。公務員になるための流れも知った。1次試験の教養試験は高校レベルとおっしゃっていたので、今のうちからしっかりやらなければならないな、と改めて実感した。これから得る様々な事を1つ1つ大切にしていくべきだと感じた。また冊子の方に出題例(試験)が載せられていたのでイメージを掴むのに役立った。残業が多かったり、制約が多くて大変だとおっしゃていたが、「市民のために働きたい」という意志を強く感じた。公務員は様々な体験が可能らしいので、自分の可能性をみつけられるのではないかと思った。また、自ら調べてみようと思った。』(女子)

・『公務員になるためにはいくつものルールがあること。文系でも理系でもなれるので、なりやすいけど難しいことを知った。教師か警察、事務員など、たくさん公務員には種類があるので、自分にあった仕事を探そうと思った。公務員は民間企業に就職している人に比べ法律や条例を守ることが必要なので、人としても成長していけるいい職業だと思った。』(男子)

2015年01月09日

「職業人に学ぶ」感想 ~公認会計士~

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公認会計士 (伊藤公認会計士事務所) / 伊藤 利博 様  

(生徒の感想)
・『公認会計士は他の職業と違って何をするのか具体的には何もわからなかった。数字など数学的な部分が必要だと思っていたが,結果その通りで少し自分が考えているものと重なった。今は仕事内容の重さやしんどさは理解できないが,会計士という一つの職業がどんなことをするものなのかよくわかった。内容は主に監査という集中力のいる作業だが,実際に会社に行って検査する肉体労働も行う。会計士に必要なことをいくつか教えていただいたが,これはどの職業にも必要なことだと思った。中でも英語ができるのは当たり前で,読解力や文章,レポートを書く力が必要だとおっしゃった。学生である今,そのような力を身につけていくのだと感じた。』(女子)

・『「公認会計士」という言葉しか知らなかったため,具体的に監査や税務,コンサルティングの仕事を独立企業でしているので,父親の仕事について知ることができたのもよかったです。また,講義の最後に言われた,「目標を設定してそれに向けて努力する」「嫌なことから逃げずに我慢を覚える」「何がしたいか,何が自分に向いているのか,自分について知る」「あいさつや,目上の人を敬い,国語をしっかり学ぶ」といった事柄は,公認会計士といった仕事以外でも当てはまると思うので,今から意識していきたいです。』(男子)

2015年01月08日

「職業人に学ぶ」感想 ~防衛省自衛隊~

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防衛省自衛隊 (自衛隊兵庫地方協力本部伊丹地域事務所) / 山村 肇 様  

(生徒の感想)
『山村さんは、自衛隊という未知の世界へいざなってくれるような講義をしてくれました。とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。今日最も驚いたのは、最近、日本の安全保障について問題になっている中で、自衛隊員の数が減っていないということです。それが何故なのかを調べてみたくなりました。それと、衣食住の無料支給には驚きました。講義の途中で流された映像では、自衛隊がいかに活躍しているのかということが分かり、被災した人達とハイタッチしている画像にはとても感動しました。最後に山村さん、今日はありがとうございました。これからも広報活動をがんばって下さい。』(男子)

『自衛隊と一言で言っても陸・海・空あわせて49種類の仕事があることに驚きました。また、空自のパイロットの養成にかかるお金が5.8~7.6億円もかかることは初めて知りました。その費用は全て税金であり、自衛官は国家公務員なので給料も税金、つまり責任感の強い人でなければなりません。また、機密情報を扱う仕事なので会話ひとつひとつに気配りをしなければならないのは大変なのではないかと思います。口が軽い自分には無理なのかなと思いました。
最近、尖閣諸島の問題で自衛隊の武力の面だけが目立っていますが、自衛隊の仕事のほとんどは災害派遣です。日本国民が普段安全に生活できているのも彼らのおかげということに、改めて気づかされました。』(男子)

2015年01月07日

「職業人に学ぶ」感想 ~幼稚園教諭~

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幼稚園教諭 (雲雀丘学園幼稚園) / 林 優花 様  

(生徒の感想)
・『最近では幼稚園と保育園を合わせもつ学校が出来たと聞いて驚きました。幼稚園と保育園では保育担当者が違うときいて驚きました。幼稚園教諭になるための免許状には3種類もあると知り、何の違いがあるのかなと思いました。(実際には、給料の違い)幼稚園の教諭だからといって幼稚園生を相手するだけでなく、保護者とのコミュにコーションも大事だということが分かりました。やはり、講師の方も幼稚園の先生なので、とても優しくて分かりやすく話をしてくださって、話し方はとてもゆっくりしていてきれいな方でした。』(女子)

・『幼稚園の教諭と保育所の先生ですることはおなじだと思っていたけど、全然ちがい驚いた。幼稚園と保育所では子どもを預かる目的から違ったので、自分にはどっちの方が合うのか深く考えてみたいと思う。子どもたちに心を開いてくれるように、手遊びや手品も覚えてみようと思った。学園説明会で使っているDVDを見て、男の先生もピアノを弾いていたし、ピアノの試験もあるようなのである程度弾けるようになりたい。園児が実際にする工作を1/4サイズでし、楽しかったし、久しぶりに折り紙などを使ったので懐かしかったです。』(女子)

2014年12月27日

「職業人に学ぶ」感想 ~放射線技師~

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放射線技師 (神戸赤十字病院) 小川 宗久 様

(生徒の感想)
『放射線技師は、放射線を扱うだけの仕事と思っていましたが、様々なことをする仕事だと知り、驚きました。放射線技師は専門性があって読影を頼まれる事も多いということから、色々な診療科とのつきあいがあって色んな事を学べる利点があると知り、奥深い仕事だと思いました。
一つ一つの医療を詳しく写真などを用いて説明して頂いたので、とても分かりやすく頭に入ってきました。自分が医療について知らない事がたくさんあるということを改めて感じ、今後少しでも医療について知っていこうと思いました。』(男子)

『放射線技師の仕事は全然知らなかったが、思っていたよりもたくさんあり、X腺によるガン治療には特に興味が湧いた。以前、ドラマで見たことのある“DMAT”を実際に仕事とされていて、「すごいな。」と思った。DMATや救急だけでなく、“医師”にはどんな状況におかれても冷静に正確に判断できる力が必要だということを改めて感じました。現在、医療において注目されているチーム医療に自分も将来貢献できる人になりたいという思いが強まり、そのためにももっと体力をつけて、たくさん勉強して、勉強だけでなく、人間性も磨いていきたいと思います。』(女子)

2014年12月25日

「職業人に学ぶ」感想 ~医療機器の開発・生産~

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医療機器の開発・生産(シスメックス株式会社)  / 朝倉 義裕様

(生徒の感想)
・「自分で選んだ道なら後悔しない。」という言葉を改めて考えました。今、自分が進もうとしている道は本当に自分が望む道なのか、他人に言われてなんとなく決めてしまった道ではないのか、その道に進んで自分は後悔しないのか、と問われているようで、講義を聞いて、自分に疑問を持つようになりました。「後悔していません。」と語る朝倉先生の姿は仕事に就けて良かった!と言っているようで、私もアドバイスする立場になったとき先生のように「後悔はありません!」と言い切れるような人になりたい!ととても思いました。(女子)

・医療機器といっても、「物理」「生物」「化学」「英語」など必要とされる知識や必要とされる能力はたくさんあると思った。また、自分の夢から将来への道へとつなげるクイックワークや、会社の部署の異動があるため、一つのことだけをするのでは行き詰まると思うし、色々なことに興味を持って勉強していく必要があると思った。そして、「英語」はどのような職種でも必要だと改めて理解した。(男子)

2014年12月24日

「職業人に学ぶ」感想 ~生物有機科学研究所 研究員~

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生物有機科学研究所 研究員(サントリー生物有機科学研究所) / 佐竹 炎 様

(生徒の感想)
・研究職はなるまでにも時間がかかり,なってからも一つ一つのことに時間がかかる大変な仕事だと思いました。しかし,自分の努力次第でできる研究も増え,未来のために役立てられる,とてもやりがいのある仕事だとも思いました。また,自分の意志で好きな研究ができ,仲間とともに結果を出していけるということも魅力的だと思いました。佐竹さんが行っていた実験は難しく,どのような実験を重ねてきたのか詳しくは分かりませんでしたが,確かな実績を出して,社会に認められている佐竹さんがすごいと思いました。研究と一概に言っても,様々な研究の種類があり,期限や理由,目的などもそれに応じてたくさんあるということを知りました。佐竹さんは,研究の意義を人類の未来の幸福(安全,安心)のための基盤作りとおっしゃっていましたが,その目的はとてもすばらしく,その実現のために楽しみながら着実に前へ進んでいるのがとてもすごいと思いました。来年から文系に進む予定の私ですが,また機会があれば研究職についてもっと知りたいと思いました。(女子)

・研究者という職業についてのイメージががらりと変わった気がする。そもそも研究の種類には2種類あって,社会に役立つことよりも個人的な意志による研究スタイルがあるというのは,なかなか面白いと思った。講座では「研究者とは」という説明以外にも,論文の書き方や研究者としての心構えとは何かということも教わった。論文を書くためには英語が必要で,研究者に関わらず理系に進むと論文を書く機会はあると思うので,英語は重要だと改めてわかった。 研究者はもちろん色んな研究をする職業であるから,集中力や忍耐力も必要だと思う。また一人ではなくチームで研究をする場合が多いと聞いたので,コミュニケーション力も必要だと思った。(男子)

2014年12月19日

「職業人に学ぶ」感想 ~電気通信機器の設計・開発~

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電気通信機器の設計・開発 第2回宇宙ベンチャー大賞受賞(株式会社 大日電子 代表取締役) / 杦本 日出夫様

(生徒の感想)
・人工衛星「まいど1号」の開発に携わった会社の社長さんのお話を聞けて  良かったです。初めは無理だと言われていたけれど、熱意をもって励むことで成功することができたというのは素晴らしいことで、見習うべきところがたくさんあるなと思いました。また一度の成功に満足せずに次の目標を掲げて取り組む姿勢に感動しました。人工衛星の打ち上げに成功するような会社は、優れた技術を持っているものもありますが、何より挨拶、身だしなみ、掃除を徹底しているというのを聞いて納得しました。杦本さんがおっしゃっていた心の3K(感謝、気遣い、謙虚さ)を大事にしていきたいと思います。(男子)

・ロケット1つを完成させるためには、1万分の1ミリの精度にまで作らないといけないということには驚かされました。また、日本の技術は世界中から  注目される素晴らしいものだということを痛感しました。また、会社においては、社員1人ひとりの意識が大切だと思いました。挨拶の大切さも実感しました。会社においても、学校と同じように「掃除」というものは大事なことなのだと思いました。小さなことが大切だと感じました。(男子)

2014年12月18日

「職業人に学ぶ」感想 ~グラフィックデザイナー~

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グラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ)(美大非常勤講師) / 西谷  誠様

(生徒の感想)
・暗いところでは青が映えて、赤が沈むというのにとても驚きました。また、いろんな色を使うと印象に残りにくい、でも年代に合わせてたくさん色を使ったりもする、などその場や時、状況や見る対象の人などに合うようなデザインが考えられているのだなぁと思いました。デザインとは発信者から受信者への情報を伝える手段であるので、日常には様々なデザインがあふれていると聞いて、わくわくしました。(女子)

・デザイナーの仕事に資格がいらないことに驚きました。デザインの種類があることを知って自分は視覚デザインが向いているのではないかと思った。西谷さんは中3でもうデザイナーになることを決めていたそうです。小学生の時からそういうのが好きだったそうです。先生をするつもりはなかったそうです。僕は特にこの仕事に興味があったわけでもないのですが、西谷さんのお話を聞いておもしろそうだと思いました。デザイン関係のお仕事もいいかも知れないと思いました。(男子)

2014年12月17日

「職業人に学ぶ」感想 ~弁護士~

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弁護士(大阪シティ法律事務所) / 松岡  直樹様

(生徒の感想)
・ドラマでよく見る職業なのでてっきり自分はある程度弁護士という職業について知っていると思っていましたが,今日話を聞いて自分が全然知らなかったことを知りました。まず,弁護士は一件の仕事に打ち込むと勘違いしてましたが,常時何十件,多い人では何百件の仕事を全力でおろそかにせずこなすのは相当大変だろうなと思いました。依頼者が喜んでくれるやりがいを感じ,頑張ってらっしゃると聞いて弁護士という職業はタフな体,心,そして人を思う優しさがある人じゃないとなれないのかもなぁと思いました。(女子)

・将来,司法関係の職業につきたいと考えているので,とても参考になりました。また,松岡先生の話を聞くのは2度目でしたが前回聞けなかったことや前回少ししか聞けなかったことも,とても深く話してくださってよかったです。弁護士という職業は主に刑事事件,民事事件などのもめごとを解決するものだと思っていましたが,本当は財産の管理や講演,弁護士会などの社会奉仕なども行っていると分かり感心しました。職業としての弁護士だけでなく,バッチのことや,制度などについても話してくださり楽しく話を聞けました。弁護士,検察官,裁判官の人口や,その推移についての話がとても興味深かったです。それに検察官の人口はあまり増えていなくても,司法関係で女性が増えているということが嬉しかったです。自分の進路にも大きく関わることなので,もっと深く知ろうと思いました。(女子)

2014年12月15日

「職業人に学ぶ」を行いました

12月13日土曜日、高校1年生対象に「職業人に学ぶ」を行いました。下記の15名の職業人の方に本校にお越しいただき、お仕事内容についてお話していただきました。

・弁護士(大阪シティ法律事務所)
・公認会計士(伊藤公認会計士事務所)
・グラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ)
・電気通信機器の設計・開発(株式会社 大日電子)
・医療機器の開発・生産(シスメックス株式会社)
・防衛省 自衛隊隊員(自衛隊)
・公務員(箕面市役所 環境)
・医師(宝塚第一病院)
・管理栄養士(宝塚第一病院)
・放射線技師(神戸赤十字病院)
・建築設計(京都建築大学校)
・出版関係(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)
・生物有機科学研究所 研究員(財団法人サントリー生命科学財団)
・航空関係(日本航空大学校)
・幼稚園教諭(雲雀丘学園幼稚園)

生徒たちの感想は、後日掲載したいと思います。ご協力ありがとうございました。

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2012年12月31日

職業人に学ぶ(10)-理学療法士-

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・授業を受ける前は、理学療法士について全く知らず、想像もつかなかったのですが、授業を受けてみて、素晴らしい仕事だと思いました。患者さんを間近で見て、その場で感謝されるというのが、仕事のやりがいだとおっしゃっていましたが、自分の仕事の結果が身近に感じられるというのはとても良いと思いました。大学を卒業して、仕事に就いた後の方が勉強するというのは、患者さんをもっと早くよくしたいと思う心からだという話を聞いて、本当にその患者さんのためを思う姿勢が素敵だなぁと思いました。また、理学療法士になっても、色々な場所で働けるのだと知り、興味がわきました。最後におっしゃっていた、目的をもって勉強するというのを実践しようと思います。(女子)
・理学療法士になるには、国家資格を取らなければならない難しいものだと、初めて知りました。養成校では、解剖した人を見て学習しなければならないそうなので、いろいろな知識が必要だなぁと思いました。これから高齢者の方がだんだん増えていくので、理学療法士は今よりもっと多く必要になっていくと思います。この仕事は、なるまでは難しいけれど、人の役に立つし、いいなぁと思いました。リハビリでも限界があって、その患者さんの限界を超えてしまえば、命も危なくなるそうです。人の命も預かっている仕事でもあるんだと思いました。(女子)
・今回の講義を聴いて、理学療法士のことが分かった。何をするのか、何が必要なのかを教えていただき、分かりやすかった。僕は生物選択だから、将来の選択肢の一つになった。しっかり考えていこうと思う。(男子)
・リハビリテーションが様々な分野の人で行っているとは知りませんでした。医者と同じようなことを学ぶとともに、さらにそれらの総合力が要るということで、すごく大変な職業だと思いました。さらにデスクテストだけでなく、現場での力も必要だということで、本当に様々なことに気がつき、さらに継続させないといけないので、集中力が必要だと思いました。(女子)
・僕は理学療法士になりたいと思っているので、知りたかった情報がたくさんあってよかったです。机上の人間ではなく人間性も豊かでないといけない、様々な能力が要るのだと感じました。理学療法士になるためには、養成学校を卒業し、国家試験を受けて国家資格をもらわないといけないとのことですが、養成学校で実習がとても難しく、その実習を合格しないと卒業すらできないので、人間関係や人と接することに慣れておきたいです。(男子)
・まずは堤さんが美人で、テンションが上がりました(笑) 理学療法士というものが、ふわーっとしたイメージしかありませんでしたが、今回の話を聞いて、はっきりしたものになったと思います。分かったのは、国家資格を取るのは難しく、努力が必要だということです。今回の講義で、理学療法士に興味を持ったので、将来の夢の候補の一つになりました。(女子)

2012年12月30日

職業人に学ぶ(9)-公認会計士-

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・父親が会社で会計の仕事をしているらしいので、「そもそも会計とは何なのだろうか?」という疑問を持っていました。それに加えて、「公に認められた」とはどういうことなのか、普通の会計士とどう違うのか少し興味がありました。難しくて、あまり理解できたとは言い難いのですが、いろいろな企業や団体で働いてお金の計算をしているのだと漠然と感じました。会社にあわせるため、世間一般とは休みが違い、何かと忙しい仕事なのだと感じました。また、まさか会計士のゲームがあるとは知りませんでした。僕のように公認会計士の仕事を知らない人も多いと思いますが、このゲームが功を奏して、少しでも知名度が上がれば良いなと思いました。(男子)

・公認会計士と聞いても、初めはピンときませんでした。計算をしたりするのだろうなと、何となくのイメージしかなかったです。けれども、実際話を聞いてみると、企業や学校に来ていたりと、意外と身近なものでした。分かりやすく説明していただいたので、仕事内容や活躍の場、公認会計士になるために必要なことなどが、よく分かりました。今回、お話しをしていただいたおかげで、公認会計士という職業を新たに知ることができ、将来の選択肢が少し増えたのかなと思います。(女子)

・公認会計士については全く知らず、ほぼ興味本位でこの講義を選んだのですが、現在の社会の中でどんな役割を果たし、どのように働いているのかを教えてくださり、ためになりました。公認会計士は難しく堅いイメージがあったのですが、スマホに公認会計士のアプリがあるらしく、ゲーム画面を見せてもらい、おもしろかったので少し意外でした。仕事内容や働いている場所について一つ一つ説明していただき、少し難しい部分もありましたが、丁寧に例も挙げてもらったので、公認会計士への理解が少し深まったと思います。また、この職業は文系か理系か疑問に思っており、数字を扱うので理系の職業かなと思っていたのですが、意外に経済学系統の文系だということに驚きました。この講義のおかげで、社会でとても重要な公認会計士という職業について学ばせてもらったので、とても貴重な時間を送らせてもらいました。(男子)

・意外と会社員に似たような仕事内容であることが分かりました。監査法人で、企業に出向いたりするのは結構大変そうだと思いました。最初は仕事の内容がよく分からなかったけれど、お金の会計で食い違いがないようにチェックする仕事だとわかり、かなり大切だと思いました。また、仕事内容は監査だけではなく、税務やコンサルティングなどさまざまだから、大変だと思いました。また、国家試験の合格率がすごく低いことに驚きました。(女子)

2012年12月29日

職業人に学ぶ(8)-建築設計-

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・自分の勝手なイメージからすごく堅い感じの仕事なのかなと思ったら、意外にもいろいろと幅のある仕事なのだなと思いました。「あらゆる事に興味を持つ」というのは、どんなことにも大切なことだと思うので、心がけていたいです。ビルについての話では、なぜ日本に外国にあるような超巨大なビルがないのか、という理由に驚きました。建築物は周りの環境の存在が大きいのだなと思いました。実際の模型は細かいところまで作られていて、すごいなと思いました。初めて知ることがたくさんあっておもしろかったです。ありがとうございました。(女子)

・建築会社が目的によって分かれているということを知ってはいたけれど、今回の話を聞いて、思っていたよりも多くの種類があることを知りました。講師の人は、アトリエ設計事務所で20年ほど学んだ後、組織設計事務所で10年ほど働き、現在は自分で個人設計事務所を作り、70歳を超えた今でも働いているということを聞き、すごいと思いました。今までに携わった中で最も大きな仕事は、NHK放送局と大阪市立博物館の建て替えで、約500億円かかり、完成まで5年ほどかかったということを聞き、あまりのスケールの大きさに唖然としました。私は将来の夢が物作りという漠然なことしか決めていないので、今回の話は将来を考える良いきっかけになりました。(男子)

・私は、小学校4年生の頃からうっすらと建築という仕事に興味を持ち始めていました。けれども、東日本大震災があり、「震災に強いまちづくり」が重要視され、これからの日本の将来に必要な仕事だと思い、建築家になりたいと強く思うようになりました。また、私は都市デザイナーにも興味があるが、まだまだどのような仕事なのか分かりません。今までは興味があっても絶対になりたいと思うような仕事がなかったけれど、高校に入り将来のことについて考えると、「物作り」「建築士」「都市デザイナー」がすぐに頭に浮かび、今では私の目指している仕事になりました。これからは強い意志を持って、もっと努力していきたいと思います。(女子)

・僕は、小学校の時、建築設計の仕事に就きたいと思い今に至っています。ただ漠然と建物、特に昔は家を作りたいと思っていました。今回この話を聞いて、建築設計という仕事の社会での重要さ、責任、および他社との信頼関係などのお話を聞いて、本当に難しいと思ったのと同時にやっぱりとても楽しそうだと思いました。大学の建築学科に進み、深く建築について考え、この職業に就きたいと考えています。世界一高いビルが作れなくても、消費者のみんなが満足してくれる建物を作ることが僕の理想です。いつか自分で建物を作れる日のために、いろいろな分野にアンテナを発信してみたいと思います。(男子)

2011年01月21日

「超氷河期」に職業を考える
               ― 「職業人に学ぶ」の先に ―

68.8 % ―。 18日,厚生労働省は今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年12月1日現在)を発表した。 昨年同時期と比較して,4.3ポイントも下がり,「就職超氷河期」と呼ばれる大学生の就職活動(シュウカツ)の窮状が浮かび上がった。

近年の就職はまさに「情報戦」。 大学生たちは就職情報サイトに登録して,企業情報を手に入れ,出願までネット経由で行う。 私が以前経験したシュウカツでは,他の大学生は「40社受けました」「どの会社にどのエントリーシートを提出したか定かではない」などと話していた。 転職組で1社受験の私には理解できなかった。

また,企業の採用がグローバル化したことも特徴だ。 「社内英語公用語化」をはじめとして,積極的に外国人を採用する企業。 電機メーカーの中には,海外採用が国内採用を上回る会社もある。 以前は,「会社に入ってから鍛える」という言葉もよく聞かれたが,現在は企業が入社時に,学生に高い能力を求めていることは明らかだ。

高校1年生を対象にした今回の「職業人に学ぶ」―。 彼らが就職活動をするのは6,7年後だ。 そのときには日本の大学生を取り巻く就職環境はどうだろうか。 もちろん,職業に関する理解を深めていくことも必要だろう。 しかしながら,それ以上に幅広い知識を身に付け,できることを多くしておくことが必要だ。

生徒たちには,この「職業人に学ぶ」を契機に,しっかりと学習に取り組んでほしい。 今年苦戦している大学生たちは,本格的な「ゆとり教育」をしっかりと受けた世代。 これを採用側が敬遠していなければいいが―。 学校現場にいると,ふとこんな不安がよぎる。(寿)


このたびの「職業人に学ぶ」では,各方面でご活躍の10名の講師の方にお忙しい中ご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。

「3K ― 感謝,気づかい,謙虚 ― を大切に」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


杦本日出夫 さん (大日電子株式会社

不況にあえぐ東大阪のものづくりの町に,若者を呼び戻し活気づけようと中小企業のおっちゃん達が集まり東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)を結成し,「夢を上げるんやない,夢で上げるんや!」を合い言葉に,人工衛星「まいど1号」の開発を始めたが,思うように開発がすすまなかった。 7年間の悪戦苦闘の末,「まいど1号」は2009年1月23日に打ち上げられ,すべてのミッションが見事に大成功を遂げた。 講義では,そもそもなんでまいど1号をうちあげることにあったのか,どんな人たちが協力をし,どんな人工衛星になったのか,SOHLAではどんな成果を得ることができたのか。 また人工衛星開発に関わった会社の人たちは衛星開発で社会から注目されるようになり,モチベーションがあがった。 全国に数十万社ある中小企業のなかから,キラリと光る技術を有する元気のある会社「300社」に抜擢されるなど,会社の発展につながる成果がでた。 「夢をもって取り組めば,必ず実現する!」 そんなお話をします。


〔生徒の感想〕

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  • 人工衛星1つ作るのに,何人もの人,いくつもの会社,何十億円もの費用,十分な教養。 たくさんのものが必要であるということがわかりました。 そして,一人一人に熱意があり,あきらめずにやることにより,打ち上げが成功しました。 このことは,どんな職業にも大切なことだと思います。 達成感,そして成功したときの喜び,これがまた次を目指して頑張ることのできる力になると思いました。 また,チャレンジする心も学びました。 杦本さんは何かチャンスを与えられると,あまりチャレンジしたことのない人にチャンスを渡します。 そのことでその人が達成感を得て,その後の仕事に積極的になったという例をいくつか紹介していただき,素晴らしいと思いました。 そうすることで若手の人たちも仕事を覚えていくことができるので,会社が繁栄していくとてもよい方法だと思います。
  • 「まいど1号」はあらゆる中小企業が集まり,協力してできたものです。 そこではコミュニケーションが重要なことであると思いました。 また,「チャンスは来たときに受けなければ2度目のチャンスは来ない」と聴いて,やはりできることはできるときにするものだと思いました。
  • 明るく気さくな方で講義がとても楽しかったです。 もちろんですが,衛星を作るには多数の人々の協力が必要であると知りました。 仲間意識の高さに深く感動しました。 また,いろいろな技術を持っていることも大切だとわかりました。 東大阪の活性化や発展のために心から身を尽くしていらっしゃることに尊敬しました。 そのためには「人を育てること」が大切であることを教えていただきました。 会社にいらしたお客様に感謝すること,服装を整えること,他人に迷惑をかけないように気をつけることは,自分もしなくてはいけないと思いました。 「感謝」「気づかい」「謙虚」という「3K」を大切にしていこうと思いました。
  • 初めて「まいど1号」の打ち上げが成功したニュースを見たときは,余り関心のないことだったが,今回杦本さんのお話を聴いて,素晴らしいことだったと知った。 打ち上げ後の世間の反応や反響についても聞くことができた。 大阪の中小企業を元気にすることが,最後には若手に希望や成長するチャンスを与えることにつながったという話は大阪の中小企業の底力を知った。 企業で成功するには,日々の習慣(あいさつ,みだしなみ,掃除)が大事とおっしゃっていたが,これは雲雀丘の精神と似ていると思った。 やはり,日々の努力が自分の未来を築いていくのだと思った。 講義では,大阪のパワーをたくさんもらった気がした。
  • はっきりとした熱意が伝わった。 中小企業でも,互いに協力すると成功すると知った。 「中小企業だからそんなんでけへん」とあきらめるより,「とりあえずやってみなわからへん」。 挑戦することが大事だとわかった。 これは勉強にも生かせることなので,何ごともあきらめずに頑張ろうと思った。
  • 「まいど1号」を深夜番組で知ったとき,「ものづくり」はすごいと思いました。 その話が聴け,よかったです。 みんなが小さなことから頑張って,それがいろいろなところから評価されて,また頑張るという,よい循環が素晴らしいと思いました。 「チャンスがあれば文句を言わずやってみればいい」ということを教えていただき,実践しようと思いました。


今回で,「職業人にまなぶ」の生徒感想の連載を終わります。

2011年01月20日

「毎日が文化祭みたい」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


沖花裕美子 さん (株式会社リクルート

「リクルートはどんな会社で,どんな仕事があるの?」「どうやって情報誌ができて,街や本屋に置かれ,私たちの手元に届くの?」といった,リクルートの仕事についてお話します。


〔生徒の感想〕

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  • 仕事は,たとえ自分の興味があることを選んだとしても,あまり楽しくないのではないかと思っていました。 しかし,沖花さんに話をうかがうと,とても楽しそうだと思いました。 すべては,自分の心がけしだいだと分かりました。 朝早く,夜遅くまで働いていても,自分がこの仕事が好きだから,楽しいと思えるような仕事に就きたいと思いました。 仕事をしているのは自分だけではなくて,部署全体で関わってはじめて配信できるということが分かりました。 自分の行動がいろいろな人に伝わって,社会に影響を少しでも与えられたら,働く意味があると思います。 スケジュールの管理をしっかりして,締切までに原稿を間に合うように届けるということは,普段からでも意識して気をつけられるようにすることが必要だと思いました。 とても興味深い話を聞くことができ,よかったと思います。
  • リクルートの中にも,営業や編集,企画から渉外までいろいろな種類の仕事があるということに驚きました。 毎日毎日,朝早くから夜遅くまで働き,とても大変そうだと思いました。 しかし,「毎日が文化祭みたい」という言葉が魅力的で,とても興味を持つことができました。 とてもやりがいのありそうな,楽しそうな仕事だと思いました。 「スケジュール管理が大切!」「一人でやろうとせず,いろんな人に助けてもらいながら!」「失敗すると,いろんな人に迷惑がかかる!」これらは,当たり前のようで,難しい大切なことだと思いました。 日頃から心がけようと思いました。
  • 思っていたよりもたくさんの人々が関わっている仕事で,びっくりしました。 ほとんど個人作業だと思っていたので,今回話を聞いて4つもの部署が関わる大きな仕事もあると知って,イメージが大きく変わりました。 他の人たちと協力することはとても楽しそうで,取材に行くこともやりがいはありそうですが,その逆で,自分一人の失敗が大きな失敗につながったり,社会に大きく影響する仕事だったり,たくさんの情報を取り扱っていたりなど,とても責任の大きな仕事だと思いました。 文系からも理系からも行けるというのがまたいいところだと思いました。
  • 出版関係の仕事とはどういうものなのかまったく知らなかったので,今回の話はとても興味深いものになりました。 沖花さんがリクルートについてとても熱く語ってくださったので,リクルートについてもっと知りたいという気持ちがわいてきました。 今日学んだことで一番大切だと思ったことは,人は必ず仕事をするとき,一人でやるのではなく複数の人が関わってみんなで仕事をしているということです。 自分が誤りをおかすと他の人にも迷惑がかかってしまうので,とても責任があると思います。 しかし,だからこそやりがいがあり充実した生活が送れると思います。

2011年01月19日

「24 時間勤務,体力勝負」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


辻本莉沙 さん (宝塚市東消防署)

消防職を目指したきっかけ,消防士及び救命士になるには,救急隊の仕事内容,やりがい等,救命士を中心として消防職全般の業務についてもご紹介します。


〔生徒の感想〕

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  • 辻本さんの講演を聴いて,救急救命士はすばらしい仕事だと思いました。 朝9時から翌日の朝9時まで24時間働いたり,体力も重要だったりすると聞いて,とても驚きました。 今まで思っていた通り,やはりとてもかっこいいと感じました。 現場から病院まで応急処置をする病院前救護はとても重要な役割を担っていることがよくわかりました。 傷病者の治療はできなくても,応急処置をして病院の医師まで命をつなぐということは,素晴らしいと思います。 また宝塚市が行っているPA出動もよい制度だと感じました。
  • 救急や救命に関わっている女性の数は少ないのだろうと思っていたけれど,こんなに少ないとは思っていませんでした。 病院だけでなく消防署,自衛隊,海上保安庁でも働いているんだと思いました。 24時間体制で働いているのは初めて知りました。 私は救急救命士は女の人だと体力面やできることが少ないから大変だと思っていたけど,話の中で「お年寄りや子ども,女の人にとっては女性の救命士のほうが安心する」「女子トイレ,風呂などに躊躇なく入ることができる」「女性の方の処置をするとき,安心してもらえる」などときいて,女の人だからこそできることも多くあるのだということが,よくわかりました。
  • 救急隊にいる人が全員救急救命士だと思っていたので,それは違うということをはじめて知りました。 救急救命士はあまり知られていない仕事なので,今回,この話を聞けてよかったと思いました。 女性だからこそできることがあると聞いて,凄いと思いました。 男の人が多い中で働き,活躍し,感謝されるのはとてもかっこいいと思いました。
  • 救急救命士になるには専門学校や大学からもいけるのは知らなかったのでビックリした。 宝塚市の女性の救急救命士は3人だということにとても驚きました。 24時間勤務で出動していないときも訓練しているのは大変だと思った。 大変な仕事だけどあこがれる仕事だと思った。 女の人でも,とてもやりがいのある仕事だと思う。 私の父は消防士ですが,知らないことがたくさん知れ,よかったです。
  • 救急救命士の資格を持っていることで,より高度な処置ができるとは知りませんでした。 また女性なのに筋トレなどは大変だと思います。 PA出動とは傷病者が心肺停止であると疑われたとき,救急と消防が同時に出動するそうです。 気道確保の機材が一つでも欠けると,正しいな処置ができず,また人一人の命にかかわるので大変だとおもいました。 24時間勤務でとても大変だと思いました。 また自分の小さいころに経験したことで消防署勤務をめざし,実現したことは素晴らしいことだと思います。 初めてきいたこともたくさんあって,いい経験になりました。

2011年01月17日

「人と比べず,自分のために」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


宮本直治 さん (北野病院薬剤部)

処方箋を見ながら調剤を行う姿が薬剤師のイメージだと思いますが,さまざまな場面で治療や社会生活に関わっていることを紹介します。 薬剤師を将来の道として選択した場合の「後悔しない考え方,生き方」も伝授します。(笑)


〔生徒の感想〕

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  • 宮本さんの講演を聞いて,進路を選ぶ上で選択肢が広がった気がします。 薬剤師にはもともと興味はありましたが,より一層すばらしい仕事だと感じました。 また,宮本さんがおっしゃった,「人と比べず、自分のために」という言葉を聞いてとても感動しました。 私は,よく人と比べてしまうところがあるので,宮本さんがおっしゃったように,自分のために自分の人生を使えるだけ使えるような人生を歩みたいと思いました。 そして,「自分のいのち」は限られているので,それをこれからどう使っていくか,自分の使命を見つけられるように,今後も進路を考えていきたいと思っています。 今日は貴重なお話をありがとうございました。
  • 薬の投与ミスで起こった医療事故を何度か聞いたことがあります。 でも薬剤師が副作用のことや効果のことなどを考えて事前に防ぐことによって,医療事故が少なくなると言うことを知って,とてもかっこいいし,頼りになる存在,必要不可欠な存在だと思いました。 私の場合,父も母もガンになったことがあるし,今祖父はガンとたたかっています。 だから,もし仕事に就くなら,「ガンに効く薬を開発する仕事」をしたいと思っていました。 でも,病院の先生の処方した薬について意見を出すとか,この患者さんにはあの薬が効くとかそんなことができるということを宮本さんからお聞きして,自分の考えが180°変わった気がします。 「自分が必要だと言われるような人になればいい」という宮本さんの言葉を心に残し,目標を達成していきたいです。
  • 薬剤師は,薬を調合するのが仕事だと思っていたけど,新しい薬を開発や麻薬の取締りなども仕事であるということに一番驚きました。 また,医者の処方した薬のミスを指摘し,患者さんの危険を救えるのは,薬剤師だけだと知り,とても人の為になる仕事だと感じました。 宮本さんは薬剤師の仕事の話だけではなく,将来のことや命のこと,働くということなど,人間として大切な様々なことを教えていただきました。 このようなお話を聞くことができる機会はあまりないので,今回この講座を受講できてよかったと思います。
  • 一口に薬剤師といってもいろいろな仕事があるのだと思いました。 薬剤師になると決めたのが22歳というのには驚きましたが,逆にこうだと決めればいくらでも努力できるのだとも思いました。 医者のミスを修正するという仕事は,一歩間違えれば患者の命を落としかねないことなので,薬剤師という仕事の重みを感じました。 最後に,「人と比べずに難しい道でも気にせず進んで行け」という言葉はとても心にひびきました。 自分の人生を無駄にせず生きていきたいです。

2011年01月16日

「デザインに思いやりをたくさんつめて」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


西谷誠 さん (ヨン・クリエイティブ・スタジオ)

さまざまな分野で必要とされているデザインを分類した上で,グラフィックデザイナーがどのような仕事に関わり,どのような作業をしているかを具体的にお見せしながらお話します。


〔生徒の感想〕

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  • いつも利用しているJRの「快速」という文字のデザインを西谷さんが考えたと知って驚きでした。 デザイナーになりたいとか,そう思う人はとても多いので,やはり競争率は高いんだと思いました。 身近にあるデザインや,見たことのあるロゴやポスターも種類に分けると,いろいろなパターンがあると知って,興味深く感じました。 デザインに関する仕事といっても,イラストレーターやカメラマン,スタイリストなどのたくさんの仕事があるのだと知りましたが,自分のやりたいことをするには,やはりどんな仕事でも継続的な自主トレーニングや努力が必要なんだと感じました。 今日はありがとうございました。
  • 自分がしたいと思っていた仕事のことに少し近づけたようでよかったです。 デザインのなかでも,環境,製品,視覚デザインに分かれていて,自分に向いている仕事についてあらためて考えてみようと思いました。 配っていただいた資料にも見やすい工夫がされていて流石だと思いました。 身のまわりにあるいろいろなものに注目してみて,感受性をみがいたり,デザインや魅力的なものをみつけたりしたいと思います。
  • お話を聞きながら,グラフィックデザイナーとは成功するのは難しいけれど,その分達成感が大きく,何より個性の出せる仕事だと思いました。 デザイナーには資格が不必要なことには,とても驚きました。 デザインはデザイナーさんから使用する人への思いやりがたくさんつまっていることを知り,これからはいろいろなデザインに目を向けてみようと思いました。
  • デザイナーは単にものをデザインするだけだと思っていたが,デザインにも視覚,製品,環境デザインなどさまざまな種類があることがわかりました。 今の世の中で求められるものは高いレベルのものが多いので競争率が高いことなども納得できる話でした。 人との協調性やコミュニケーション力,人から信頼される人間性などもデザイナーには求められることや,そのためには客観的にものを考えられる能力が必要だということもわかりました。
  • グラフィックデザインというのは今の社会でさまざまな形として関連している必要不可欠な ものだということがわかりました。 そして感受性と人とのコミュニケーションは人間としてもっとも必要な要素だというのを聞いて,人々の人間性をよりよい方向にもっていくのが大切だとわかりました。
  • 私の父もグラフィックデザイナーなんですけど,正直なにをしているのかさっぱりわからないので,今日この話を聞きました。 グラフィックデザイナーというのは,私にはポスターとかしかイメージがなかったのですが,ホームページや広告,しかも文字までグラフィックデザイナーがするとは思いませんでした。 私はアイデアをだすのが苦手で,どうしたらそんなイメージがわくのか不思議に思いました。 今日話を聞いて,私の父がやっていることもわかったし,父をより尊敬できるようになり,よかったと思います。

2011年01月15日

「サービスにゴールはない」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


菊野智子 さん (全日本空輸株式会社

「航空会社」で働く「客室乗務員」は機内(客室内)安全維持のための保安業務と機内サービスを行っています。 客室乗務員の仕事を通して航空会社で働く人々を紹介します。


〔生徒の感想〕

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  • 幼い頃からのあこがれの職業だったので,生で話を聞くことができて,とても嬉しかったし,貴重な時間でした。 仕事の具体的な内容,訓練の内容が分かって,あらためてこの職業に就きたいと思いました。 キャビンアテンダントは,職に就いてからの勉強が重要で,キャリアを積むことで自分も成長できるということが印象に残りました。 「サービスにゴールはない」という言葉にとても感動しました。
  • サービス業として,見かけから大切なのだと改めて思いました。 今,学校生活の中で服装や身だしなみなど,いろいろと校則があるけれど,大人になっても同じなのだと思いました。 でも,CAの方は,乗客により快適な環境で過ごしてもらおうと最善をつくしていて,かっこいいと思いました。 また,たくさんの人やいろいろな人,外国の人などに会えたり,いろいろな国に行けたりするのもすばらしいことだと思いました。 自分の経験などが最大に生かせてすばらしい仕事だと思いました。
  • 空港でキャビンアテンダントの方が歩いているのを見ると,いつもかっこいいと思います。 私はCAになるには,英語がペラペラで,学力が高く,何かの資格試験に合格する必要があると思っていました。 でも講義を聴くと,私の想像とは全く違い,大学は特に決まっているわけでなく,卒業後何年かたってからでも,入社試験で採用されればなれるということだったので,驚きました。 国際線で仕事をすると,自分もいろんな国に行け楽しめるのでうらやましく思いました。 とても興味のある仕事なので,HPなども見ていろんなことを知りたいです。
  • CAは,ドラマを見て以来,ずっと憧れていたので,お話を聴けて嬉しかったです。 どこの大学に行っても関係なく,CAになれると聞いて,驚きました。 女性の世界なので,上下関係のイジメとかあるのかと思っていましたが,「楽しく,イジメもなく,仕事をしています」とおっしゃっていたので,安心しました。 メイクの訓練で10時間かけたり,ウォーキングで4時間かけたりするそうです。 水泳で100メートル泳げないと合格できない会社もあるそうです。
  • キャビンアテンダントというと華やかで美しいイメージが大きくあったけれど,保安業務が重要で,体力勝負という面があるというのは意外でした。 もちろん,乗客への接客態度,身だしなみ(制服の着こなし,整髪)など,何よりサービスが大事だとよく分かりました。 でも,接客時だけでなく,常に笑顔でいるのはしんどいだろうと思いました。
  • CAの仕事はとても緊張感のある仕事だと思いました。 仕事に就いてからも勉強することが多く,常に成長していけるので,とてもやりがいのある仕事だと思いました。
  • とても難しい仕事だと思いました。 常に「見られている」という意識がすばらしいです。 チームワークが大切であり,私たちが不安なく飛行機に乗れるのは,乗務員の方々のおかげなのだと改めて思いました。

2011年01月14日

「信用,信頼で ”カタチのないもの” を売る」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


平野禎彦 さん (近畿日本ツーリスト株式会社

旅行会社とは? 旅行会社ではどんな仕事があるのかについてお話します。


〔生徒の感想〕

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  • 「さすがしゃべりのプロ」だと驚きました。話し方がとてもおもしろくて,講義に釘付けでした。 クイズ形式の講義でとても楽しかったです。 日本や世界国々をベストシーズンに観光できることはとてもうらやましいです。 私は旅行をすることが好きなので,旅行業務の仕事に就くのもよいと思いました。 添乗のときには,常に万一の場合を考え,お客様のために尽くすということを熱く語っておられるときは,大変だけれども,やりがいがあるということが伝わってきました。
  • 「常にお客様目線で」とおっしゃっていた姿が,印象的でした。 また,「大学時代に頑張ったことがあるから,今の仕事でも頑張れる」ともおっしゃっていて,感心しました。 トラブル対応能力の話では,内心は慌てていても,それをお客様に悟られないようにしないとそれが伝わって,不安感を持たせてしまうとわかりました。 旅行はカタチのないものなので,どのように売るのかを日々考えていて,よりよい旅行をお客様に体験していただきお客様の心に残る楽しい旅になるように,旅行社の人は頑張っているんだとわかりました。今回のお話で,人々に接するときの感情,話し方や対応能力に関して学ぶことができ,とてもよかったです。
  • とても体力がいる仕事だと思いました。 説明もわかりやすかったです。 今までたくさんの所へ行ったけれど,目につかないところで一生懸命,旅行社の人が下調べされていたのだと思い,ありがたく思いました。 旅行社でも,やはり信用,信頼をしてもらうことが大切だとおっしゃっていたので,本当に安心しました。また,旅行について行く添乗員さんはうらやましく思えました。 しかし,この仕事は大変なこともあるんだということを知りました。 もし,計画していたことが実行できなかったときなどの対応が本当に難しいと思いました。 クレームが来ないよう,うまく対応しないといけないので,とても慎重に仕事をこなしているんだと感心しました。
  • 私はもともと旅行会社に少し興味があったので,今日の話はとてもためになりました。 旅行会社にむいている人は,積極的な人,約束を守る人,好奇心がある人,積極的な人だそうです。 旅行会社で大切なことは,お客様を第一に考えて,行動することなんだと思いました。 どの仕事にも共通することはコミュニケーションを取ることが大切ということです。 旅行会社に入ってみたいという気持ちがより強くなってきました。
  • すばらしい説明でした。常にお客様と接しておられるためか,とてもわかりやすく説明していただき,ありがとうございました。 とても丁寧な口調で,知識が少ない僕たちにも優しく話していただき,よくわかりました。 たくさんの知識がいるので,ちょっと大変かと思いました。 世界遺産のことやその街のことについての研究が必要だと思ったので,どちらかというと文系かと思いました。 旅行業務は大変だけれど,やりがいのある仕事だと思いました。

2011年01月13日

「”サラリーマン研究員” 社会に貢献する」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


朝倉義裕 さん (シスメックス株式会社

企業の「研究者」はどんな仕事をしているのか? 研究者になるためには? 企業の研究者としてあるべき姿とは? など,皆さんが抱かれているイメージに沿って私の経験も交えながらお話したいと思っています。


〔生徒の感想〕

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  • 社会に出てサラリーマン研究員になり研究を続けていくことは難しそうだと思った。学校や日常生活の体験から将来のことを決めていったということだが,やはり学校生活での体験は大切だと思った。自分も理系か文系かを決めるのにとても迷ったし,生物か物理かを決めるのにも時間がかかったので,今回の話を聴いていろいろな選択肢があることを知ることができてよかった。自分の進路に必要なのは何かということが少しだけわかった気がする。
  • 人生において大切になる選択も案外単純なきっかけが重なってするものだとわかった。大学院の研究室のリアルな選び方や大学だからこそできる研究の内容が聞けてよかった。会社の仲間と新しいものを作り社会に貢献できるのがとても魅力的だ。とてもおもしろかった。
  • 可能性や将来の視野を広げるためにたくさんのことに興味をもちいろいろな経験をしようと思った。話が大きくてとても楽しかった。化学系,物理系に進みたいと思っているのでとても参考になった。
  • 医療機器の研究,開発だったからMRIやCTなど検査機器を開発していると思ったけれど血液成分を調べる機器を作る会社だったので驚いた。医療機器のことについてもっと知りたいと思った。
  • 今進路のことでいろいろ悩んでいるが,小さいときに一度でもなりたいと思っていたことが今につながっていると聞いて驚いた。人のために何かをするためにはその人の立場になりきって考えるということを学んだ。デバイス研究はすごいと思い,物理化学を研究することに興味を覚えた。
  • サラリーマン研究員という仕事は聞いたことがなかった。いろいろな仕事があることを知った。医療機器によってたくさんの人の命が救えるのは素晴らしい。物理化学もいいと思った。新しいものを作るということに興味があるのでこの講座を受講できてよかった。そして社会貢献できる会社に入りたいと思った。ただ対象が少ない機器を作りたいと思っても,会社の利益が上がらないと許可が下りない聞き,残念だと思った。
  • サラリーマン研究員と大学の研究員との違いをしっかり説明してもらえたのでよかった。医療関係の道に進むといってもいろいろな道があるのだと思った。会社員であることで会社の利益にならないことは研究に制約があり我慢しなければだめだと思った。物理化学という分野だけで医療関係に進めるかどうか気になったが,他の企業とのかかわりや同僚の人たちとの交流など人間性も大事で大変かもしれないがサラリーマン研究員になりたいと思った。
  • サラリーマン研究員という仕事は,大学と違い,お金を得ることが前提となっていて,研究内容は必ず製品になり社会に役立っていくというのがとても魅力的だった。チームワークがとても重要で,たくさんの人が協力して一つの製品が完成していくというのがとてもいいと思った。講師の方は仕事の話をするときとても楽しそうで充実しているようだった。子供のころの純粋な憧れが最も自分のやりたいことを反映しているかもしれないと思った。進路選択は難しいけれどいろいろな分野に興味を持ってある程度直感を大事にして決めるべきかもしれないと思った。
  • 自分が好きなことができしかもそれが利益につながることは理想的だ。人生の分かれ道で悩んだとき人の意見を参考にしながら自分の直感を信じていく道を選んでもいいかと思った。
  • 講師の方の話をうかがい夢を持つことの大事さ,仲間をもつことの大事さ,興味関心をもちつづけることの大事さ,そして人に役立つ人間になることの大事さがよくわかった。夢をもつことによって生きる活力になりその結果よいものができるのだと思った。

2011年01月12日

「サザエさん一家で法律を学ぶ」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


松岡直樹 さん (大阪シティ法律事務所)

弁護士の仕事は,テレビでよく見る刑事裁判の弁護人の他にも,民事裁判や裁判外の交渉,倒産事件,家事事件など様々なものがあります。どんな仕事なのか,弁護士になるにはどうすればよいか等についてお話します。


〔生徒の感想〕

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  • 裁判の種類や仕事内容が細かく説明され,またサザエさん一家を使った説明もあって,とてもわかりやすかった。弁護士になるには法学部を卒業することが絶対条件だと思っていたが,工学部や医学部出身でもロースクールをでていれば司法試験を受けることができると聞いて驚いた。いままで弁護士の仕事についてあまり知らなかったけれど,今日お話を聞いて,自分が思っていた仕事内容とは違うこともわかってよかった。今日の話を自分の将来を考えるときの参考にしたいと思う。
  • 裁判のしくみや刑事事件,民事事件,家事事件などをアニメ「サザエさん」の一家の構成をつかって分かりやすく説明してくださって,とてもためになった。他にも弁護士は裁判だけをこなす仕事だと思っていたけれど,実際は法教育(ロースクール)で法について教えたり,公益活動(法律相談等)など裁判以外にも仕事をしていたり,加害者のかわりに被害者と交渉するなど,さまざまな仕事をこなして凄いと思った。
  • 弁護士の仕事は,裁判ばかりしていると思っていたけれど,裁判にならないためのサポートや手続き,アドバイスを法律を通して相談者の最善と考えられる道を提示していく。依頼者の相談はさまざまな種類があり,説得しなければならないようなお願いもされる。法的知識がないために衝突もあるし,苦しい立場になる。勝敗に関係なく依頼者に感謝されるときがうれしくやりがいがあるという言葉は,依頼者の人生を変える力と危険性があり大変だが,地味な努力を積み重ねていくお仕事なんだと思った。
  • 話を聞いて本当に弁護士は正義の味方なのだと思いました。仕事量が多く,もうかるしごとではないが,弁護した人が喜んでくれた時に,やりがいを感じ,とてもうれしい気持ちになるとおっしゃった時にそう感じました。
  • 今回の講座を聞いて弁護士にいだいた感想はまず,「弁護士は人のため大いに役立つのだ」と思ったことです。弁護してほしいという人に心身ともに付き合っていくというのは素晴らしいことだと思います。
  • あまり儲からないのがオドロキでした。テレビで見ている弁護士のようにかっこいいわけは日ごろから勉強しているからなんだと思いました。自分の能力も大事だけれど,やはり弁護士である以上,人と人とのかかわりが必然的に生じるので,柔軟でないといけないと思いました。
  • いままではとてもぼんやりしていた弁護士や検事や裁判に対するイメージが,いままでとくらべるとはっきりしたものになりました。本当にその仕事をしている人に話をきけたことはとてもいい経験になったと思います。

2011年01月11日

「警察官が忙しくない社会を目指して」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


横田豊 さん (大阪府警察

警察の組織や業務についてや警察官になるにはどうしたらいいのか等についてお話します。


〔生徒の感想〕

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  • 警察官の存在理由は小さい子供でもわかる「悪をやっつける」だったんですが,それはやはり使命感から生まれる一人一人の気持ちがあってこそなんだと思いました。 警察学校のビデオを見せていただき,厳しいと思ったけれど,その中で警察手帳を渡されたとき,最終点呼のとき,実弾を渡されたときの新米への門出の時間,生徒達の涙を見て達成感のすばらしさを感じました。思わず涙がでました。話を聞いて憧れが倍増しました。
  • 1つの夢を持って,自分をしっかり持って警察学校へ入るみなさんは,本当にかっこいいと思いました。朝起きてから就寝までカリキュラムが作られているのは大変なことだし,苦痛かもしれないけれど,卒業したあとのみなさんはみんな涙を流していて,仲間同士の団結や教官との信頼関係がとても強いんだと感じました。私にも夢があるので,警察学校の皆さんや警察署のみなさんに負けないよう,悔いを残すことなく,真剣にかつ楽しみながら夢が叶えられるようにがんばって青春をすごせるようにしたいです。
  • まずお話された方の熱さに感動しました。このように熱い思いを持っている人が市民の安全を守っていることに安心しました。警察官に大切なものは熱い心だということを見せられました。24時間勤務であるし,少ない人数で多くの人々の平和を守らなくてはならないので,よほど熱い思いがないとやっていけないんだろうと思いました。
  • とてもかっこいいと思いました。死と隣りあわせであるけれど,それ相応の覚悟があるからこそ,それだけかっこいいんだと思います。警察学校はなんだか暗いイメージがあったのですが,女性も多く、結構きれいでかなりイメージが変わりました。あの制服がとてもかっこよくて,なるなら,あの制服が似合うような警察官になりたいです。将来の選択肢に警察官はなかったのですが,とても惹かれました。少しなりたいと思います。「私たちが忙しくない社会をつくりたい」というスローガンが叶うよう,私もできるかぎりのことをしたいです。
  • 警察官は大阪府だと400人以上もの府民を一人で守らなければならないと聞き,とても大変そうだと思いました。平成21年度は大阪府では18万3000件もの犯罪があり,それを防いだり,被疑者を捕まえたりする警察官は立派だと思いました。また,警察学校の話を聞き,警察学校はただつらいところだと思っていたけれど,実際はつらい中にも仲間や教官との絆があり,団結があり普通の学生のような生活もできるということがわかりました。警察学校は人間としても成長できるようで,私も警察学校の生徒のように自分に厳しい生活をしようと思いました。


昨年12月に高校1年生を対象に実施した「職業人に学ぶ」では,各分野で活躍されている10人の方の講演を実施しました。本ブログでは今後10回にわたり,生徒の感想を連載します。