研修6日目

夜中に雨が激しく降ったものの、朝方にはあがり少し雲の多い天気となりました。いつもの様に午前中は語学研修の授業、午後は乗馬とビーチへ出かけるアクティビティーでした。海水温は低いようですが元気にビーチで楽しんでいました。
研修も6日目を迎え、折り返しに差し掛かりました。生徒はすっかりPEIでの生活に慣れてきたようです。学校での授業の様子や現地の先生とのやりとり、送迎時のホストファミリーと一緒にいる姿から感じることが出来ます。「習うより慣れろ」という言葉があります。僅か数日間の生活でも変化が表れてきています。こちらへ来てからの変化だけではありません。研修前の学校で観ていた時と比べ、変化している様子が確認できたり違った面を発見したりすることが出来ます。多くの体験や経験が人を育てる、やらされるだけでなく自らの意志で行ったものは、例えミスを犯したとしても其れをも成長の糧にすることが出来る、この点に確信が持てるかどうか、これは大人が試されていることだと思います。
語学学校の研修は明日で終了します。現地の先生の最後の授業になります。ホストファミリーとの生活も明日と明後日となり、日曜日の朝にはお別れすることになります。学校から各家庭に帰るのは5時過ぎですが、外は夜9時頃まで明るく運動が出来る状態です。土曜日は丸一日ホストファミリーとの生活になります。残り少なくなってきたPEIでの生活、思う存分満喫してしてほしいものです。





きょうは「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり(「暦便覧」)」といわれる「大暑」です。暑さも極まり一年中で一番暑い頃とされます。「念力のゆるめば死ぬる大暑かな 」という句もあります。鳥取藩士の子として江戸で生まれ、群馬県に移り住んだ俳人村上鬼城の句です。冷房設備の無い明治時代です。「念力」でも無いと乗り越えらえないような暑さだったのでしょう。


きょうの午後、運動部の部長、副部長、マネージャーと希望者を集めてメディカルケアトレーニング(熱中症編)を文化館視聴覚教室で開催しました。講師として大塚アカデミーより先生をお招きしました。夏休み中の部活動を充実したものにすると共に事故を未然に防ぐ為にも、活動するもの自らが学ぶという企画です。部員たちに伝達する役割も担っていますので、一生懸命メモを取り真剣に受講していました。

