それぞれの夏休み ~吹奏楽部
7月30日(金)、西宮市民会館アミティーホールにおいて『兵庫県吹奏楽コンクール 西阪神地区大会(33回)』が開催されました。この大会は西阪神地区吹奏楽連盟、兵庫県吹奏楽連盟、朝日新聞社の主催、芦屋、西宮、宝塚、三田、篠山、丹波の各市教育委員会と西宮市文化振興財団の後援により、今年で57回目を迎える伝統の行事です。本校は「高等学校S部門」にエントリーし、中高生合わせて27名が出場しました。出場13校中3校が金賞を受賞しましたが、残念ながら本校は銀賞でした。でも部員たちは皆、全力を出しきった様子で、終了後もとてもさわやかでした。
本校の吹奏楽部は2年前の5月に生徒達の熱い思いで同好会として設立し、今年4月に部となったばかりの学園のニューフェイスです。本校では運動部、文化部共多くのクラブがあるため、新たに結成されたクラブについては「同好会」からスタートすることになっています。そのため、当初は予算がなく練習場所も十分確保できないという状況でしたが、高校の新校舎に立派な音楽教室が完成したため、最近はここを使って練習を行なっており、急速に演奏技術を向上させてきています。これまで、文化祭での発表や他校との合同練習、昨年3月には第1回の定期演奏会を開催、今年の3月には同窓会の懇親会に出演、5月には体育大会を盛り上げる等の活動を活発になってきました。
部員は、中1から高3まで40名で、普段は顧問が指導にあたっていますが、さらなる技術アップのために、各楽器の専門家に来ていただいて、レッスンを受けています。まだまだ楽器の充実や個々の部員の技術の向上等の課題はありますが、今年度も第3回の定期演奏会を開催すべく練習に励んでいます。
本校には、全国的にも知られているギター・マンドリン部がありますが、今後は共に活動の幅を大きく広げていって欲しいと思っています。