本年度最後の全校朝礼
2月29日(水)、体育館で本年度最後となる全校朝礼を行ないました。明日卒業式を迎える一部の高校3年生と高校2年生以下の生徒が体育館に集合しました。
本当に一年の経つのは早いものです。高校2年生も1年後には大学受験に臨むことになりますし、各学年の生徒はそれぞれ進級することになります。そして、中学3年生は3月19日には卒業式を迎え、4月からは高校生になります。
さて、振り返ると東日本大震災から間もなく一年が経過します。この震災ではかけがえのない命が一瞬のうちに失われてしまいました。将来、こんなことをしたい、このような人間になりたいと思っていた人達の夢を大震災は奪ってしまいました。あの時、生徒達は〝亡くなった人の分まで頑張ろう〟と思っていたのは間違いありません。しかし、1年経って、その気持ちが徐々に薄らいできているのかも知れません。今一度、1年前の自分自身を見つめ直して欲しいと思っています。
本年度の入試においては、中学・高校共志願者は過去最高となり、中学は5倍、高校は9倍の倍率ということになりました。このように本校は兵庫・大阪の生徒にとって、入学したい学校の一つになっています。しかし、この学校を作っていくのは先生ではありません。一人ひとりの生徒が学校を代表しているという気持で行動していくことが必要です。いよいよ来週から学年最後の期末考査が始まりますが、この1年の集大成という気持ちで臨んで欲しいと思っています。