第二十四候「麦秋至(むぎのときいたる)」
きょうで5月も終わりです。4月は高1のオリエンテーション合宿、中1の自然学舎など、新入生の宿泊行事がありました。5月は体育大会に中間考査と大きな全校行事がありました。そして、卒業生が教育実習生として母校に帰ってきています。中体連や高体連を中心とした部活動の行事も行われてきました。毎年同じように過ぎ去っていきますが、内容は毎年違ったものが表れています。
囲碁部が女子団体の部において、県大会で優勝し全国大会の出場を決めています。中学女子硬式テニスでは全国チャンピオンもでています。その他、地区大会や市大会で多くのクラブが頑張っています。鉄道研究部は各地のイベントに積極的に出かけています。吹奏楽部は初めて高校野球の応援に出かけるなど活動の場を広げています。運動部、文化部とも年々活発の質が変化してきているように思われます。
6月になると高2が修学旅行にでかけます。今年は例年1泊だったファームステイが2泊になり、より充実したものになります。中学生が取り組んでいる環境活動も中学生自身の手で環境フォーラムを実施します。今年は他校の生徒を招待して行うなど新たな内容も盛り込まれているようです。
学校は、学習活動を土台に据え、生徒が生き生きと活動できる場が沢山あり、各自がこの分野、この内容では誰にも負けないというものを見つけ出すことが出来るようになるのが理想です。
きょうは、麦が実り、たわわに黄金色の穂をつける、麦にとっての「秋」、成熟する時を表す「麦秋至(むぎのときいたる)」です。生徒一人ひとりにとっての「秋」に向け取り組む6月が始まります。