学園小学校保護者対象進路説明会の開催
4月30日(土)、学園小学校のPTA総会後の時間をいただき、進路説明会を開催しました。参加されたのは6年生~4年生の保護者の皆さん約360名です。中高においては、平成19年からコース制の導入を柱とする学校改革に着手し5年目になります。中学においては高校より1年遅れて平成20年に一貫選抜と発展の二つのコース制を導入し、この最初の年に入学した生徒が今年は高校に進学しました。
本日は昨年と同様パワーポイントを使って『社会で活躍する骨太のリーダーを育てる』というテーマで、お話をさせていただきました。
現在、小学校6年生の子ども達は11年後、5年生は12年後、4年生は13年後には社会人になります。現在、急速にグローバル化が進んでおり、社会は大きく変化してくることが予想されます。これから子ども達は中学・高校・大学に進学することになりますが、立派な社会人となるためには、この間に〝社会で役立つ力〟を育てていくことが何よりも大切です。
今はともすると大学に入学することが最終目標であるような考え方をする人が増えてきていますが、これからは〝一流の大学を出れば一生安泰〟ということにはなりません。多くの人は企業に就職することになると思いますが、何をしてきたのか、何ができるのかということが重要になってきます。国際競争が激化する中で、真の実力主義の時代になるのは間違いありません。
『中学受験は親の受験』と言われていますが、中学進学にあたって目先のことではなく将来の進路はどうかという長い目で子どもの育成を考えることが大切です。家庭で是非お願いしたいのは、人間としての根っ子をしっかりと育てるための基本的な生活習慣と学習習慣を身につけさせることです。
そして、中学受験にあたっては必ず学校を訪問し、子どもさんの能力や適性に見合った学校を選んでいただきたいと思っています。
本日は、約25分間という短い時間であり、十分な説明ができませんでしたが、本校では年間を通じて個別の進路相談に応じていますので、事前にご一報いただき、是非ご来校ください。また、日々ホームページを通じて学校の状況をお伝えしていますのでご覧いただき、忌憚のないご意見をお聞かせください。