状況に即した対応を

気象庁の3ヶ月予報では、今年の夏はことのほか暑い夏になるとの予想です。本校制は高3生を筆頭に「高志・自律・努力」の校是通り暑さに負けず頑張っています。夏期講習は勿論のこと、学校に登校して自分でコツコツ勉強している姿も見られます。29日から始まったサントリー生物有機科学研究所での「研究者体験教室」も第1タームは後半に差し掛かっています。部活動ではギターマンドリン部が、全国大会が「フェスティバル」から「コンクール」に変更され厳しくなった中で、「優秀賞」を受賞しています。中学水泳部は中2生が近畿大会への出場を決めています。合宿でレベルアップをはかっているクラブもあります。
中学や高校受験を控えている人は、当然この暑さに負けずに頑張っていることと思います。中学受験では午後入試が増えたり、高校入試では大阪府の学区撤廃など毎年のように入試の仕組みが変わり、対応が大変だと思います。しかし、情報は正確に把握しなければなりません。本校の入試もすでにお知らせしていますように中学、高校とも少し変更点があります。コースの位置づけや募集人数の内訳が少し変わります。中学は27年度より第三ステージに入り「一貫選抜」のみの募集になります。それに伴い来年度は「発展」の位置づけが従来とは変わり、高校入試では「選抜特進」が80名募集(昨年度)から15名増え95名に、その分「特進」が35名から20名と15名減の募集になります。このことにより「特進」の難易度に変化がでるのではないかと予想しています。これも、第三ステージは「一貫」と「選特」のみの募集になるという方向性を考えてのことです。これらを踏まえた対応をお願いしたいと思います。

いよいよ一年で一番暑い頃といわれる「大暑」です。二十四節気の折り返し、12番目にあたります。これが終れば「立秋」です。七十二候も第34候、桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ)になります。桐の実が生り始めるころ、季節は晩夏です。
中学2年生はきょうから林間学舎です。大山登山を中心とした20年以上続く伝統的行事になっています。「出雲国風土記」の国引き神話に大山が登場するといわれています。ミコトが国を引っ張る綱をかける杭としたのが伯耆の国の火の神岳(ひのかみたけ)、現在の大山(だいせん)で、持って引っ張った綱が夜見の島(弓ヶ浜)になったというものです。天気が良ければ登山の途中に綺麗な弓形の浜を見ることができます。


きょう沖縄からのお客様がありました。といいますのは、中学3年生が11月に3泊4日の行程で沖縄研修旅行に出かけます。伊江島でのファームステイを中心に、平和学習、環境学習などが計画されています。その環境学習の内容についての打ち合わせに、沖縄から来られたのです。

きょうは芸術鑑賞会です。全校生徒は1400名を越えますので、900人収容の学園講堂に入ることができません。そこで、午前中は高校生、午後からは中学生が鑑賞しました。お越しいただいたのは、アンサンブル・ベガのみなさんです。1998年、阪神淡路大震災からの心の復興を願い宝塚ベガ・ホールを本拠地に活動されています。きょうのテーマは「音楽・・・それは『いのちの味方こころの友だち』」です。ベートーヴェン、モーツァルトやチャイコフスキーなどのクラッシック音楽です。トルコ行進曲、交響曲第五番「運命」、バレエ音楽「白鳥の湖」、歌劇「トウーランドット」など有名なものばかりです。
関東地方は例年より早く梅雨が明け、各地で猛暑日を記録する暑い一日でした。きょうは、「♪ささの葉 サラサラ・・・五色のたんざく わたしが 書いた・・・」と歌われる「七夕さま」です。

