梅干の漬け込みとトマトの実
先日、家庭科の先生と日本の伝統的な健康食品である「梅干」の話をしていたところ、一度学校でも漬けてみたいということになり、先週の日曜日に月ヶ瀬から採取した梅の実を宅急便で学校に送りました。そして、早速月曜日に塩やホワイトリカーを準備し、家庭科の調理教室で漬け込みました。塩分を少なくするため塩は10%ということにしましたが、翌日から梅酢が増え始め、今日はすっかり梅の実が隠れるまでになっています。生徒達も梅干を実際に漬けた経験がないようで、毎日放課後には調理教室に来て、興味深く経過を観察しているようです。このまま一週間ほど漬け込み、次は紫蘇(しそ)の葉を加えていくことになります。生徒達も白黄色の梅酢が鮮やかな赤色に染まるのを見ると、驚くのではないかと思います。
また、食堂前の菜園に植えているトマトは花が咲いた後、たくさんの実をつけています。そして、最初は緑色であった実が次第に赤く色づき始めました。間もなく収穫できそうですが、昨年と同様、食堂の調理人の方にお願いして生徒達に新鮮なトマトを提供していただくことにしています。いずれも量はそう多くありませんが、生徒達がこのような体験を通じて〝食〟に対して関心を持ってくれることを期待しています。