期末考査準備
ニュースで得点シーンを見るから、より一層その感が強いのかもしれませんが、決勝トーナメントに入り熱戦と好試合、スーパープレイが繰り広げられているサッカーW杯です。リーグ戦とトーナメント戦による戦い方の違いもあるのでしょう。国際舞台で活躍している名選手にして涙する場面もありました。国を代表して戦うプレッシャーは想像以上のものがあるようです。
予選リーグで一勝も挙げられず敗退した日本チームは、強化試合の対戦相手はとか、選手の意識や技術の問題に監督の采配、果ては大会に臨むキャンプ地まで反省材料が一杯あるようです。また、これはどの国にも共通する課題ですが、4年に一度、しかも大会初戦に万全のコンディションにもっていくピーキングの問題もあります。
オリンピックやW杯が4年毎なら、ほぼ2ヶ月毎にやってくるのが定期考査です。日常の学習の上に、考査に向けて特別の体制で臨む考査準備が大切になってきます。授業で学習した時は出来たとしても、そのままにしておいては忘れたりして出来なくなります。「出来た」と「解った」とは違います。その時「出来た」としても、その後も出来る保障はありません。再現可能なように暗記だけではなく理解までレベルアップしておかなければなりません。学習したことが定着しているかどうかを確認するとともに不十分なところを再学習して考査に臨む。これも謂わばピーキングの問題です。
中学生は中体連の大会もあります。限られた時間の中で複数の課題に挑戦することから集中力も鍛えられます。何々があったから出来なかった、とならないように対策を立てて考査に臨みましょう。