大人が進路について学ぶ一日
中間考査が終わり、テストが返却されています。悲喜こもごもなのは生徒だけではありません。先生もこれぐらいは採ってくれるだろうと考えていたのがそうでなかったり、この難しい問題だから満点はいないだろうと考えていたのがあっさりクリアされたりと悲喜こもごもです。テスト直しをしっかりして次の目標に向け進み出してほしいと思っています。
きょうはユーデック主催の学校見学会が午前中にありました。中学受験を考えておられる方たちです。5月から7月頃にかけて多くの学校を見学され志望校を決定されていくようです。毎年多くの方が本校にお越しいただき感謝しています。
午後からは、高校3年生の学年懇談会が行われました。いよいよ受験を迎える最終学年です。入試スケジュールや保護者としてどう受験に向き合うかなど、進路指導部や学年からの話がありました。でも、受験に立ち向かうのは生徒、親はサポートするということが基本になります。一人で抱え込まずに親同士や先生も交えた大人のネットワークを活用することが大切になります。
高3の学年懇談の後には、中学生の保護者対象の進路説明会です。1年生から3年生まで対象に行うのは本校では初めてのことです。学年によっては入試制度や状況が変化するかもしれませんが、親としてこどもの進路をどう考えるのかは少しの状況の変化があったとしても共通していることです。
中学受験を考える方から中学生の親として、また、直面する大学受験を控えた高3の親として進路を考えるという大人が進路について学ぶ一日となりました。
3年前、鳥取大学から「サイエンスキャンプ」が始まりました。当時は鳥取キャンパスだけでしたが、翌年は医学部のある米子キャンパスでも実施していただけるようになりました。中学3年生・高校1年生を対象としてスタートした取り組みでしたが、医学部を志望する生徒にとっては今までになかったものでしたので、高2・高3の生徒も対象とするようになりました。3日間という期間ですが、大学の先生に直接指導していただくこの取り組みは、生徒たちの進路意識の醸成やモチベーションアップにつながるものとなりました。このことは、今春卒業した56期生7名が鳥取大学に進学したということにも現れていると思います。また、本校が進める「本物の学び」の大きな柱ともなっています。


今年の芸術鑑賞会は、関西フィルハーモニー管弦楽団のみなさんにお越しいただきました。指揮は同楽団の首席指揮者、藤岡幸夫さんです。今回演奏していただいたのは、①ヴィヴァルディ:合奏協奏曲「四季」より“春”~第1楽章 ② バッハ:G線上のアリア ③モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク ④チャイコフスキー:弦楽セレナード~第2楽章“ワルツ” ⑤バルトーク:ルーマニア民族舞曲 ⑥グリーグ:過ぎにし春 ⑦シベリウス:アンダンテ・フェスティーボ ⑧ホルスト:セント・ポール組曲より終曲“ダーガソン” ⑨J.シュトラウスⅡ世:ピチカート・ポルカ ⑩ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「憂いもなく」の10曲です。演奏の間に「指揮者体験コーナー」を入れていただきました。プロの演奏者を指揮するという貴重な体験に恵まれた生徒は良い思い出となったことでしょう。また、素晴らしい演奏に多くの生徒が魅了されていた様子です。
阪急西宮北口駅の近くにある「プレラにしのみや」の5階ホールで「入試結果報告&学園を知る会」を行ないました。昨年に続いて2回目の開催になります、昨年は5月19日の日曜日でした。受付と同時に多くの方が来られ、300席ある会場が満員になったのを覚えています。今年は会場の関係で土曜日開催となり、その影響を心配していましたが、昨年同様満員で行なうことができました。

「入試結果報告 & 学園を知る会」が17日、今週の土曜日と近づいてきました。すでにこの内容はお知らせしていますが、私たちの話だけでなく今春卒業し大学に進学した卒業生が応援に駆けつけ、実体験を通して感じたことを話してくれるコーナーがあります。大学進学についての悩みや苦労なども話してくれると思いますが、何より生徒の目線で学園生活について感じたことなどの話が、本校を受験しようと考えておられる方には参考になるのではないでしょうか。どのような話の展開になるか私も知りませんので、当日を楽しみにしているところです。


今までは、中学と高校が合同で中高体育大会として実施していましたので、雲雀丘学園中学校としては初めての体育大会です。

生徒会役員の活動でこの4月からペットボトルに入った飲料の自動販売機が校内に設置されるようになりました。従来から生徒の要望が多かったものですが、飲み終わったペットボトルの処理の仕方などに不安要素もあって見送られていました。このことについて全校生徒で考えていくということで実現したものです。設置されると、待ち望んでいたかのように多くの生徒が利用しています。ところが、懸念されていたことが現実の問題として起こってきているようです。
