2月3日(水)、節分を迎え暦の上では明日からはいよいよ春ということになります。昨年の夏、日本では連日の猛暑日が続き、電力消費量はピークを迎えましたが、〝暑い夏の年は厳しい寒さが来る〟と言われているとおり、今年の冬は例年以上に寒い日が続き各地で雪の被害も続出しました。
今年になってからも、ブラジルやオーストラリアでは大洪水に見舞われ、大きな被害が出ていますし、今日のニュースではオーストラリアに超大型のサイクロンが上陸したとの報道がなされていました。
近年、大干ばつが起こるかと思うと未曾有の豪雨が発生する等、世界のいたる所でで異常気象が見られるようになってきています。そして、地球の温暖化に伴い、南極やグリーンランドの氷が融解し出しているとの報道もなされています。このような現実を放置していると海水面の上昇をはじめとする深刻な事態を招くことになりかねません。
本校では2年前に、環境ジャーナリストの枝廣淳子氏に記念講演をお願いし、『環境宣言』を行ないました。枝廣氏は『不都合な真実』の訳者として知られていますが、この本の中には「あなたにもできること」として、次のメッセージが示されていますので、以下原語で紹介します。
不都合な真実 (An Inconvenient Truth) でのメッセージ
1.Reduce your impact AT HOME
(自宅で影響を減らしましょう)
2.Reduce your impact WHILE ON THE MOVE
(移動中の影響を減らしましょう)
3.Help bring about change LOCALLY, NATIONALLY AND INTERNATIONALLY (地域で、国レベルで、そして国際的に変化を起こすのを手伝いましょう)
4.Download these 10 SIMPLE TIPS to take with you!
(「10の簡単な助言」をダウンロードしましょう)
◆Change a light (省エネタイプの照明へ)
◆Drive less (車に乗らない)
◆Recycle more (ゴミを減らす)
◆Check your tires (タイヤのチェック)
◆Use less hot water (温水を使わない)
◆Avoid products with a lot of packaging(過剰包装を避ける)
◆Adjust your thermostat (空調の適正温度調節)
◆Plant a tree (木を植えよう)
◆Turn off electronic devices (電気製品のスイッチオフ)
◆Spread the word! (伝えよう!)
地球環境を守っていくのは、この地球上に住む一人ひとりです。誰かがやってくれるという意識では何時まで経っても行動は変わりません。そのためには、家庭や学校において日常生活の中に環境活動の指針を組み入れ、日々実践していくことが必要です。現在、本校においては今一度、原点に立ち返って、『チャレンジ宣言25』を行ない、環境活動を推進していくことを計画しています。
チャレンジカード